SKY NOTE

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邪な人間の見分け方

最近どうやって自分の意見を広めればいいのか悩んでいる。要するに過った事が沢山行なわれているからだ。批判がいくら正しくとも、広められなければ意味がないのだ。なぜ、正しいという前提に立てるのかというと、要するに過った事をする人間の動機がハッキリ見えるからである。私は子供の頃から、いじめられてきたので、邪な考え方をする人間の発想がよく分かる。そういう人間の行動から動機を読み取る事が自然にできる。だから、邪な人間の意志、要するに私利私欲に基づいた行動を過ちだとすれば、社会で起きている、あらゆる決定は証拠がなくても私から見れば、どういう動機で動いているのか手に取る様に分かる。
 
1.邪な連中は公私混同をする
だが、世の中は証拠を前提に動く、それは当然なのだが、明らかになっている情報だけで物事を決めるというのは、現実とのバランスが悪くなってしまう。なぜなら、私の目から見ると、自民党という政権が非常に大きな邪な存在と言えるからだ。例えば、今回、景気対策で道路事業を復活させるという意見、実際には人口減少やIT化によって、道路需要が落ち込んでいるのに新しい道路を造るという矛盾、明らかに利権が絡んでいると考えておかしくない。現実面から見れば合理性に欠けた政策判断、その裏には利権の合理性がある。私は利権(私利私欲)の合理性と現実(公共)の合理性との比較から、邪なるものを見分ける。単純に言えば公私の区別をつけると、あぶり出せる邪なる行動。
 
2.邪な連中は繋がっている
あとは、本来政治家が役人をチェックするべきなのにしていない事、役人がその立場に似つかわしくない強権をふるう事を放置している政治家、つまり、政権自民党であるが、これは官僚とグルだと考えて間違いないだろう。国民の権利の為に仕事をするという公的な視点に立てば、官僚の越権行為を厳しく規制するのは政治家としては当然の事だ。その当然の職務を放棄している段階で、「グルだな」と判断できる。つまり、本来するべき義務を放棄し、いい様にやらせているという亊は、要するにそれを認めている事である。本人達は知らないとか、正しいとか言っていても、そういう口ではなんとでも言えるので、私は信じない。私は口ではなく、実際の行動によって判断する。つまり、「チェックしなかった」という事実に基づいて見る。良い行いをする人間は口ではなく、行動によってそれが示せるものであり、悪い行いをする者、無能な人間は口ばかりで、実際の行動は、その逆のお粗末なものである事が多い。特に悪人は言っている事とやっている事が全然違うので、私は口は信じない。口ではなく行動で見るというのが善悪を見分ける鉄則だ。そして、選挙でこのような政権を野放しにしている国民自体も、結果的にはグルになる。なぜなら、最終チェック機関である国民の審判を行なう部分で放置しているという亊は、そういった不正を認めた事になってしまうのだから、グルと何ら変わらない。あくまで私は行動で見るので、そういう事になる。つまり、行動の結果で見れば、騙される人間もまた不正行為のグルとなってしまうのである。そうならない為に、今度の選挙では政権交代が必要なのだ。
 
3.より大きな悪を裁かぬ限り、小さな悪を裁いても意味がない
小沢氏が問題になるだろうが、小沢氏のダムよりも、今回の道路事業復活の方よほど規模が大きい無駄遣いである。小さな悪と大きな悪の区別をしないといけないと考える。国民にとってどちらが大きな悪かという亊を比較検討した場合、政権にいて兆単位の無駄遣いを公然と行なっている自民党を降板させる方が国民にとっては利益が大きい。莫大な無駄遣いの中で意味もなく税金が空費されるよりかは、意味のある投資にお金が振り向けられた方がマシである。悪を裁く時には、客観的にどちらが大きな悪かという事で決めるべきである。世の中、綺麗なものだけが存在する訳ではない為、汚いものの中からどちらがマシかという選択を迫られる事がある。そういうときは、より大きな悪を裁くべきである。どちらが大きいかという事になると、自民党が官僚とグルになってやっている合法的な不正の方が遥かに規模が大きく、財政的に危険であるため私は自民党を切り捨てる事が日本にとっては良い選択だと考える訳だ。
 
4.最も恐ろしい邪な存在は、綺麗に見える邪な存在である
一番恐ろしい邪な人間は自分に罪が及ばぬ様に万全の備えをしている連中だ。だから目にハッキリ見える様なレベルの状況判断では、本当に邪な連中を見分ける事は出来ない。例えば、官僚の使う大義名分、「国民の安全の為に...」とかそういう文言、一見綺麗だけど、実際にやっているのは、特定の事業者の利権保護だったりする。綺麗な言葉だけに満足する事なく、実際にやっている事が何なのかチェックする事も大事だ。その判断で誰が一番利益を得るのかという視点で物事を見ると、こういう奇麗事は見破りやすい。
 
このようにまとめると以下の事に気をつけるべきだと考える。
1.公私の区別が出来ているか?
 公共の利益にそっているかチェック
2.行動でそれを示しているか?
 口ではなく実際の行動はどうなのかチェックする
3.客観的にどちらが大きな問題か?
 規模のチェック
4.最終的にその決定で一番利益を被るのは誰か?
 国民の為に仕事をしていれば、それは国民にならなければいけない
 特定の事業者であってはならない
 
この4項目を基準に見ると、大抵の悪は見分けられると思う。悪人は、私利私欲の動機で動き、口だけは達者で言っている事とやっている事が違い、より大きな悪を犯し、奇麗事で己の悪行を隠す。善人は、公共の利益を追求し、行動と言動が一致しており、良い方向の行動をし、特権の存在を許さない。そういう意味では自民党オバマ大統領を比較するとよく分かると思う。
 
自民党オバマ大統領の比較
1.公私の区別
 自民党   :特定の事業者への利権誘導に熱心
 オバマ大統領:アメリカ国民や世界の為の政策立案に熱心
2.口だけでなく行動で示しているか?
 自民党   :何度も国民を騙し、欺いてきた
        (口では言っているのになかなか実行しない)
 オバマ大統領:言った事を着実に実行している
3.客観的にみて、大きな悪か?
 自民党   :国民の利益にならない政策で国民に莫大な債務を背負わせ
        意味のない投資なのでその大半が回収不能である
 オバマ大統領:国民の利益になる政策で莫大な債務を背負うが回収可能である。
        グリーンニューディール政策など...
4.最終的にその決定で一番利益を被るのは誰か?
 自民党   :特定の事業者に特権を与える。
 オバマ大統領:国民の利益を最大限に求める。
 
大抵は、公のフィルターを通せば、大抵の悪は見破れると思う。考えてみれば簡単な事なので、上記の4項目に気をつけて、やってみる事をお奨めする。