豚インフルエンザについて

1.なぜメキシコで死者が多いのか？

• 最初は体温を疑ったが、通常よりも体温の高い幼児があまりかからないというから、それは消えた。25歳から40歳に重症者が集中している事から、自らの抵抗力によって体を痛める状況が起きていると考える方が筋が通る。つまり、このインフルエンザは、抵抗力の強い人間ほど重症化しやすく、メキシコは貧しくタミフルを48時間以内に投与できず重症化させてしまったと考えると、一応筋が通る。逆に先進国では、素早くタミフルが投与できたので、重症者が少ないと推測する。これは状況から推測したに過ぎない。それにメキシコの医師が「見た事もない症状」といっていた事が気になる。単にメキシコにはインフルエンザが少なくて、医師が診た事がなかったのか？それとも全く新しい症状で見た事がなかったのかで大きく違う。
• メキシコでは、インフルエンザが少なくて医師が対応に不慣れな上に貧しくて患者が医者に行くのが遅れ、48時間以内にタミフルを投与することができなかったのならば、問題としては軽微に抑えられる可能性がある。H5N1に対応するのに向けて備蓄しておいたタミフルが使えるだろうしね。逆に全く未知の症状が起きていて、強力なウィルスがメキシコに集中しているというのならば、非常に危険だと思う。願わくば、タミフルの投与が遅れたという程度であって欲しい。（それでも、もう100人以上の人が亡くなっているのだが）

　
2.食料備蓄、及び衛生商品（H5N1の訓練のつもりで購入）
・マスク（お徳用60セット）、ティッシュ、トイレットペーパー
　消毒用手荒い石鹸、電池
　さらに消毒用アルコールを追加する必要があるように思う
・食料備蓄（理想的には60日分：保存できる食品：2人分）
　・炭水化物　：米　　5kg
　　　　　　　　パスタ3kg（パスタの方が米より安いから）
　　　　　　　　麦　　4kg（ビタミンB）
　・タンパク質：1人辺り60g/日：タンパク質は備蓄量として全然足りない
　　　　　　　　鶏肉　2kg　タンパク質（2人分）：3.3日分
　　　　　　　　（小分けにして冷凍保存）
　　　　　　　　　鶏肉：タンパク質　100g中19.5g
　　　　　　　　味噌　2kg　タンパク質（2人分）：1.6日分　
　　　　　　　　　味噌：タンパク質　100g中9.6g（家の通常の2ヶ月分）
　・脂質　　　：油2リットル（家では油は1ヶ月1リットルだから）
　・ビタミンＡ：人参
　・ビタミンＢ：麦、サプリメント
　・ビタミンＣ：グレープフルーツ、サプリメント
　・ビタミンＤ：乾燥椎茸・冷凍なめこ（なめこのヌルヌルで粘膜を強化）
　・ビタミンＥ：アーモンド（1kg）空腹時に腹持ちがする
　　　　　　　　塩分の少ないもの
　　　　　　　　アーモンドには肉並みのタンパク質がある100g中18.6g
　・カルシウム：チーズ 600g (カルシウム3.5日分/2人)
　　　　　　　　ヨーグルト3kg（カルシウム3日分/2人）

• • • • • • ビヒダスのパッケージが保存ができそう。以前、1年以上冷蔵庫においてあった奴が食べれたから、カルシウムも足りない3kgでは3日分（二人）にしかならない

　
備蓄が完全に出来ているのは、炭水化物ぐらいで、あとは足りない。備蓄とは言い難い内容だが、一応腹の中に入れるものは用意したと言った程度。
　
栄養量は年齢や性別によって変わるので以下の本を参考にした、食材の栄養量は以下のデータベースを参考にした。
　

• 　
• 書名　：栄養成分の事典
• 著者　：則岡　孝子　横浜創英短期大学教授　管理栄養士
• 出版社：新星出版
• 価格　：1575円
• http://www.amazon.co.jp/%e6%a0%84%e9%a4%8a%e6%88%90%e5%88%86%e3%81%ae%e4%ba%8b%e5%85%b8%e2%80%95%e3%80%8c%e5%9b%b3%e8%a7%a3%e3%80%8d%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%2d%e5%89%87%e5%b2%a1%2d%e5%ad%9d%e5%ad%90/dp/4405091757/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1240293635&sr=8-1

• 食品成分表データベース
• http://cgi.members.interq.or.jp/sapphire/satoshi/cgi-bin/nutrition/

　
3.感染及び拡大を防ぐ
飛沫感染：くしゃみや唾などで感染するタイプで空気感染する訳ではない様でスペイン風邪の様に空気感染で大流行するという亊はないだろうが、皆に免疫がないので感染者は広がる可能性がある。SARSのように封じ込められれば、被害は軽微になるが、封じ込められなければ大流行する力を持っている。ワクチンが出来るのには時間がかかる。タミフルはウィルスの増殖を抑えるが48時間以内に投与しないと効果がない。とにかく目、口、鼻（粘膜）を手で触らない、人ごみに近寄らない、マスクや手洗いなどでウィルスを体に入れない事が大事。くしゃみをしたら、手を使わずに腕の関節で口を覆う。インフルエンザに感染した人が唾を手につけるとドアノブなどに唾がついてしまい感染の拡大を促す恐れがあるから。
　
以下の記事にタミフルに関する記事が載っている。
記事 ： メキシコ単身者の「豚インフルエンザ」罹患体験記　＋　
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1827087