AIGのボーナスに90％課税？！

AIGのボーナス問題で、既に支払われてしまった事から、政府が後になって金を採る方法と言ったら、税金だ。自分は特別所得税、ボーナス所得に税率100％の課税をするとか...とジョークまじりに思っていた矢先、オバマ政権が「やっちゃった」「おお〜それをやるか」と思ってしまった。
　
まさかそこまでやるとは思わなかったが、ここで動かなければ、AIGを救済する事に国民の不支持が広まり、第二のリーマンショックを呼び起こしかねない事態に引きずり込まれる恐れもあった訳で、よくよく考えれば、そういう亊をしないと駄目なんだろうな...と思った。
　
徐々に景気回復の兆しが各種統計から見え初めている矢先にこの問題は、バッドタイミングだったが、それに毅然とした姿勢を示す事で、ピンチを国民の支持にひっくり返す所は流石だと思った。
　
とにかくブッシュ政権の間にアメリカは非常にお金に意地汚い国になったと思う。その反省からオバマが選ばれ、こうも変わるとは、大統領が変わるというのは凄い事だなと思う。日本も政権交代の一つも軽くこなして、軽やかに変化していって欲しいと思うのだが、どうやらそれは9月近くにならないと駄目の様だ。
　
日本が変われないのは利権政治を継続しているから、利権とぶつかる改革が出来ない。利権をやっつける方法は、政権交代をして、政権が変える亊で癒着構造が成立しにくい環境にする事である。そういう国民主体の政治を継続していけば、いつかオバマの様な国民の声を代弁する指導者も出て来る事だろう。
　
官僚の言いなりになるマリオネット政治家はいらない。
　
マリオネットのように利権という糸で吊るされている限り、日本に変化は来ない。この糸を断ち切るはさみに相当するのが政権交代。利権と官権で操られた自民党という政権をKILL（遮断）して、新しい政権で日本が変わって欲しい。そして、オバマの様に駄目なことは駄目とハッキリ言える政治家が総理大臣になって、この国を引っ張っていって欲しいものだ。