SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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逃げ続ける不毛さ

彼女が逃げる理由は、深い絶望があるからなのだが、問題に真正面から取り組まず、逃避を続けることで自分で自分を絶望的な状況に陥れているのであって、問題が外部にあるのではなく、内部(自分自身)にある事に気づけば、彼女は絶望の無限ループから逃れることが出来た。だが、それを外部に求めたので、自己改革が行われず、結果として問題の原因である自分自身を正すことが出来なかったので、状況の打開が出来ず、結果として絶望する以外にない状態が継続する。つまり、いつも悪い状態が続く訳だ。
 
彼女はそれを自分自身の行動の責任ではなく、他者の責任だと思っていた。でも、実際は違う。なぜなら、他者が努力をして、状況を変えようとする行為を彼女自身が否定し、阻害していたのだから。
 
さて、これと同じ事が日本社会にも当てはまる。政治が悪いのはなぜかというと、国民が政治に対して絶望しているからなのである。つまり、問題に真正面から取り組む亊に意義を感じない、なぜなら、絶望している相手に期待など本質的に出来ないから。現状を維持するという次善的かつ消極的な選択肢を選ぶ事がベストだと考え、自民党に投票してしまう。でも、実際はそれが一番間違った選択なのである。
 
違う政権に権力を譲り渡す事で、問題に真正面から取り組む形が生まれ、旧来の利権構造に真正面から取り組めるのである。そのメリットを考えると、現状維持という次善的な選択はバッドチョイスである事が分かる。同じ状況を続ける事で、同じ問題を引きずる。それが絶望的な状況を生む。
 
真正面からぶつかる勇気が生まれた時、負の無限ループから抜け出すチャンスが生まれるのである。このチャンスを逃すのはあまりにも惜しい、だから政権交代しよう。負のサイクルが抜け出すには、それが絶対条件である。