SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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補助金はお金の使い捨て、無利子融資はリサイクル

政府の景気対策で気になるのは、補助金が多すぎる事である。補助金は一回使ってしまうとそれで終わりで、持続性がない、しかし、無利子融資であれば、返済されるのでお金を何回でも使える。つまり、お金のリサイクルが出来る訳だ。今多くの人に現金がない時に、多少の補助金くらいでちょっと安くなった車なんて買う人は少ないだろう。むしろ、支払い時に利子が生じない無利子融資の方が購買意欲を生む。
 
麻生政権の政策は、一言で言うと放蕩息子的な財政政策で、私から見ると落第だ。無駄遣いが多くて、将来、大増税をしないと辻褄が合わない、その麻生政権が継続するなんて亊になれば、今は大盤振る舞いしているが、後でそのツケが大きく国民の前にのしかかって来るのは目に見えている。だから、補助金よりも無利子融資をするべきなのだが、補助金には利権が絡んでいるようなので、なかなか官僚主導の自民党政権では、この様な体質は改まりようがない、だから政権交代が必要なのだ。
 
そういう意味で政府のやっている事は、ハッキリ言って駄目なものばかりで全然評価が出来ないのだが、この国民の利益と反対方向の政策の源流は、官僚主導型の自民党政権が最大のガンなのである。このガンを切除する事で国民の為の放蕩息子的でない、健全で効果的な財政政策こそ、本来もとめられている亊なのである。
 
麻生政権の無駄遣い
・人口が減るのに道路や鉄道を拡充しようという時代と逆行した政策
 →地方の要望や道路族の影響だろう(でも、それらはまったく無意味だ)
・無利子融資の方が経済的メリットが大きいのに補助金を使う
 →太陽光発電エコカーへの補助金は投資効率が悪い、無利子融資にするべきだ

補助金+有利子返済よりも、無利子融資の方がトータルコストで20%程安い。金利3%複利で計算(補助金の方が25%高い)高価な太陽電池を一括で買えるお金持ちには補助金の方が安くなるが、大多数の人はそんな大金をすぐに出せない。補助金+有利子返済で200万円の太陽電池だと国が21万円、個人が30万円程度の金利を最終的に払う事になる。

 
麻生政権を私が評価するならば、放蕩息子財政と、頭の悪い政権と言った所だろう。政府が無駄遣いする事が正しいと思われている様だが、道路を始めとする投資効果の薄い社会資本の整備や、補助金を中心とする投資効率の悪いお金の出し方などをみると、効果と効率の両面で低いものを選ぶというのが、麻生政権の特徴だと言える。非常に頭が悪いと思う。(使い方も出し方も全然なっていない)
 
文句を言うばかりで代案がないと駄目だと思うので、以前、このblogで書いた日本版グリーンニューディールを重ねて提案する。