政権交代の意味（今、自民党を支持する事は無意味である）

私は、民主党を支持する。なぜなら、政治に競争原理をもたらすためだ。自民党を支持し続ける事は、政治家に競争させない亊であり、今までの惰性を許す行為だからである。それは、現在までの政治を見れば分かる。また、自民党に政権担当能力があったのは、私の記憶では橋本総理の時までだったと思う。後は、どうでもいいくらい小粒な人ばかりだった。（小泉氏はパフォーマンスだけで言っている事も中身がなく、実際中身はなかった。郵政民営化には何の意味もなかった事は明らかだし、郵政民営化すれば、何でも解決みたいな、そういう明らかな嘘を言っても政権を取ろうとする段階で国民に対する誠意がない事はハッキリしていた。誠のない政治家は国民に不幸をもたらす。それが世の習いである）
　
自民党を評価する人は、政権交代の意味が分かっていないようで、これは、単なる権力欲を満たすだけの自己満足ではないのだ。そういう考え方は間違っていると言っておこう。今、自民党は70％もの国民が否定している定額給付金を通した。なぜ、国民の意思を無視してそういう事が出来るのかと言えば、それは、政治に本当の競争がないからだ。たとえ、国民の意に反する事をしても政権を奪われる心配がないからそういう事が堂々と出来るのである。
　
権力が奪われるのは、政治家にとって死活問題、よって、それを奪うのは、政治家という犬に国民という飼い主が首輪をはめる事と同じ。今の自民党政治、及び官僚は、甘やかしすぎて、飼い主の言う事を聞かず、野犬になったと言ってもいい。ここで政権交代をする事で、誰がボスなのか、（主権者は誰なのか）ハッキリさせる事が必要だ。