SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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日本を立て直すには何が必要か?

日本を立て直すのにはまず、今度の選挙で民主党を政権に上らせ、官僚の無駄遣いを削らせる事が大事だ。財政出動を最小限に抑えながら景気を良くする為には、それが必要である。自民党では、なぜ不可能かというと、今まで「やるやる」と言ってきて、実際にはしていない事から、非常に不誠実な政党である事は経験則的に分かっているからだ。彼らがそういう不誠実を実行できるのも、一重に政権交代の様なペナルティがないからであり、そこに彼らの甘えがある。その甘えにぶら下がる形で官僚の無駄遣いが横行している。

そういうわけで、政権交代で、その甘えを一掃する必要がある。日本の政治が堕落したのも、やはり、政権交代の様な競争システムが働いていないからであり、政治家のレベルアップを図る為には、それが必要なのだ。(戦国武将や明治時代の政治家など、日本には素晴らしい政治家がいた歴史を見ると、どうしてこんなに日本の指導者は堕落してしまったのかと思う。)

麻生氏の政策は自民党の過去の政策そのものであり、借金体質を助長させるものだ。財政出動をする前に、役所の無駄を削る姿勢が欲しかった。しかし、彼はそういう事をしないで、とにかく「景気、景気」と連呼している。

財政再建で重要なのは、あらゆる情報をオープンにする事である。それなしに無駄を見つける事は出来ない。しかし、麻生政権は最近の審議で、官僚が野党に情報提供を求められた時に、予め与党の意見を聞かなくてはいけないという情報公開とは逆行する姿勢を示してしまった。後で釈明に追われたのだが、非常に遅れた発想と言わざる負えない。アンフェアですらある。民主主義の基本を弁えていない。

このように遅れた亊をのうのうと言えるのは、安定政権という甘えがあるという他ない。自分に都合の悪い情報を隠匿する亊が可能なルールを設定しようとする時点で、国を誠実に運営しようとする姿勢に欠けており、国を治める資質に欠ける。

景気後退を防ぐ為には無駄な公共事業ではなく、有用な公共政策を実践するべきである。例えば、住宅のペアガラスの設置について、国が20年間無利子で貸し付けるとか、そういう政策を実践するべきである。日本には4000万世帯の住宅があるのだから、この住宅一つ一つにペアガラスを普及させれば、沢山の仕事になるだろうし、エアコンの消費電力や灯油の消費量も抑えられる。また、省エネ運動を推奨し、蛍光灯を半分にしたり、図書館でワットチェッカーを借りれるようにして家庭のエネルギーの節約をするなどして、家計の節約をしやすくして、無意味な消費を抑え、意味のある消費に切り替える事である。麻生総理のやっている事は無意味な消費を増やし、意味のある消費の予算がなくなってしまう本末転倒な政策の様に見える。

資源の節約をして、外貨の流出を抑え、そのお金をペアガラス設置などの内需へと向ける。毎日風呂に入る人だったら、保温浴槽にすれば風呂のガス代が1/2になる。シャワーを節水モデルにすれば、シャワーのガス代も半分になる。資源の浪費を抑え、国民の生活を無駄なく行なう。そして、風力発電太陽電池などを推進する。そうすることで、環境産業を車や電気製品に次ぐ、この国のもう一つの柱にする。

節約と新しい産業の柱。これが健全経営の国というものだ。それと逆行する麻生政権(節約もせず、古い公共事業の麻生政権)は、次の選挙で落とすべきである。そして民主党政権に切り替えるべきだ。

日本の政治に必要なのは、真の競争だ、本物のペナルティがないと、本当の競争は生まれない。その競争こそ、政治家を磨き、それがひいては善政に結びつく、少なくとも、ふざけた事を言う奴はいなくなっている筈だ。