SKY NOTE

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iPadを使ってみた(4日目)

1.日本語を読み上げるiPad

  • ・読み上げ機能は素晴らしいが、なぜか動作が不安定になる
    • 操作:iPad本体→設定→一般→アクセシビリティ→VoiceOver→VoiceOver:ON
      • この機能を使ってWebページを開いて、テキスト部分をタップすると、なんとiPadが日本語を読み上げる!残念なのは、この機能を使うと、タッチ操作がおかしくなり、同じタッチ操作でも挙動が変わると言う異常動作をしてしまうところ。本当は三本指でフリックするとスクロールする設定に変わるのだが、そうなるときとそうならないときがあったりしたので、設定を解除する為に、ホームボタンを押して、設定を押しても、YouTubeが開いてしまったりと、異常動作が続いたので、この機能は、そういう機能があると言う感じにとどめておいた方が良さそうだ。使うと本体の底の部分が結構熱くなる。異常動作をしなければ面白い機能である。最終的には、電源切って、しばらくして再起動して、設定を開いてVoiceOverはOFFにした。そうでないと、設定が選べなくて、VoiceOverをOFFにできなかった。

 
2.マップを使ってみる

  • ・コンパス機能は素晴らしいが未完成
    • 操作:画面の上部→コンパスアイコン(簡易時計の様なアイコン)→ダブルタップ
      • マップを使うと、地図が現れる。面白いのは上部に表示される丸い簡易時計のようなマークで、これはコンパスのアイコンで、ダブルタップすると、方向にしたがって地図が回転する。しかし、このコンパスの安定性は低く、本体を回転させると、方向がズレてしまう為(最大90度くらいズレる事もある)方向オンチな人間には、このズレが吸収できるかどうか疑問に思う。(本体を∞の字に回転させると、方向精度が±30度くらいまで向上、こうすることでやっと実用的になる)
  • ・地図設定
    • 左下にページがめくれているような表示があり、ここをタップすると、航空写真、地図+写真、地形の設定が行えるようになっている。
  • WiFiモデルの位置検出精度は低い
    • 操作:画面の上部→コンパスアイコン(簡易時計の様なアイコン)→シングルタップ
      • WiFiモデルでの位置検出精度であるが、家の場合、50mぐらいズレていて、しかも、やる度に50mの範囲で場所がズレるので安定しない。現在位置の確認は、コンパスアイコンをシングルタップ。精度と安定性が低いので、3GモデルにあるGPSは欲しい。
  • ・タップ操作による地図は直感的で素晴らしい
    • タップ操作での地図表示は直感的で、非常に分かりやすい。これにGPSがつけば、実用的な地図になるだろう。そういう意味で方向オンチな人はGPSのある3G版をオススメする。ネットに繋がっていればGoogleから地図情報が入手できるし、GPSの精度も高いだろうから、コンパスの方向によって地図が回転する機能と合わせて、高性能な地図になるはずだ。新次元の地図と言ってもいい。ただもうちょっと、コンパスの方向精度が上がってもらわないと、方向オンチな人には充分ではないと思う。

 
まとめ

  • iPadは、不完全なところや、素晴らしいところが混在する製品だ。まぁ新しいハードだから、仕方がない。個人的には、VoiceOverの動作安定性を高めて、もう少し、普通の人に合わせた機能に限定したモードが欲しい。ボタンを押す度に喋る必要はないのだ。必要なテキストを選んで、そこを喋ってくれと頼む程度の機能が欲しい。あとは次の製品で電子コンパスの精度向上や、GPSWifi版への標準搭載を望みたい。