SKY NOTE

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民主党の政権構想の要点

「生活第一」大前提に、官主導から政治主導への転換も=小沢代表の政権構想
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK015930520080908

新政権は、「国民の生活が第一」の大原則に基づき、政治・行政の仕組みそのものを作
りかえ、「格差がなく公正でともに生きていける社会」を築く。

 1.全ての国民が安定した生活を送れる仕組み
 (1)確実・公正な「信じられる年金」の確立
    ・「消えた年金記録」は国が総力を挙げて正しい記録に直し、被害を救済する
    ・全ての年金制度を一元化し、年金の基礎(最低保障)部分は全額税で賄う
 (2)誰もがいつでもサービスを受けられる医療・介護の確立
    ・後期高齢者医療制度は廃止し、医療制度を一元化する
    ・「医師派遣制度」を創設し、医療現場の崩壊を防ぐ

 2.安心して子育てと教育ができる仕組み
    ・子供1人あたり月額2万6000円の「子供手当て」を支給
    ・公立高校の授業料を無料化し、大学などの奨学金制度を拡充する

 3.まじめに働く人が報われる雇用の仕組み
    ・「働く貧困層」の解消に取り組む
    ・中小企業を財政的に支援したえう、最低賃金の引き上げを進める

 4.農業社会を守り再生させる仕組み
 (1)農林業業の再生
    ・農業者への「個別所得補償制度」を創設し、農業経営を安定させる
    ・漁業についても、同様の所得補償制度の創設を検討する
    ・安全な食料を国内で安定供給し、食料自給率を高める
 (2)中小企業の再生
    ・地域の中小企業に対し税制面で研究開発や地域資源の活用を支援する

 5.国民の生活コストを安くする仕組み
    ・全国の高速道路を無料化し、物流コストを引き下げる
    ・ガソリン、軽油の暫定税率を廃止し、増税分を国民に還元する

 6.税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
    特殊法人独立行政法人特別会計は原則廃止する
    ・役人の天下りを全面的に禁止し、税気の無駄遣いを根絶する

 7.地域のことは地域で決める仕組み
    ・国の行政は国家の根幹に係わる分野に限定する
    ・国の補助金は全て廃止し、地方に自主財源として一括交付する

 8.国民自身が政治を行う仕組み
    ・国会審議は、国民の代表である国会議員だけで行う
    ・与党議員を100人以上、副大臣・政務官などとして政府の中に入れる
    ・政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、策定を主導する
 
 9.日本が地球のために頑張る仕組み
 (1)地球環境の保全
 (2)主体的な外交
    ・強固で対等な日米関係を築くとともに、アジア諸国と信頼関係を構築する
    ・国連の平和活動に積極的に参加すると同時に、国連改革を推進する

引用終わり

小沢民主党にやってもらいたい事は、6番の特殊法人改革である。これが出来れば、官僚の無駄遣い体質が根底から崩れ落ちる。

1.官僚が真面目に働く(しかなくなる)
天下り先がなくなれば、省庁を辞めるか、真面目に働くかのどちらかになる。また利権獲得の為の沢山の法令や規制を作って社会を硬直化させ、社会に損害を与えなくなる。目的が利権奪取から、国民の幸福に尽くす事に変わる。

2.官僚が自由に使える財源がなくなる(本来、国民の為に使うお金を官僚の為に使う事を許す(官僚が自由に使える)制度は基本的におかしい)
特別会計という特殊な会計制度がなくなることで、国会でチェックできるようになる。国民の血税を変な使い方をしていたら、すぐに罰する亊が出来る様になる。当然、そういう予算は無駄だから、本来使うべき所に回すべきである。

3.官僚の支配力が弱まる。
省庁が管理している補助金などもなくなるので、官庁が今の様に偉くなくなる。これにより、役人の支配力が弱まり、政治主導型の行政が可能となる。縦割り行政の無駄も、省庁の発言力が弱まる事で、統合したりする柔軟性が生まれる。利権の争奪戦による無駄を省きやすくなる。

今、日本の財政は火の車であり、財政を破綻させず、国民の生活を守る為には、無駄の温床となっている制度やシステムを改革する事で無駄なお金を絞り出し、そのお金から、有用な用途にお金を振り向ける事で、増税を避けつつ、社会の疲弊を避ける事が大事なのである。しかし、自民党は、そういった無駄を省くより前に増税論を主張し、人々に厳しい事ばかり言っている。これは明らかにするべき事をせず、国民に義務を課すばかりで、甚だ理不尽である。

多くの国民は、このようなひどい仕打ちをされても「仕方がない」と耐えている事を尻目に官僚達は天下り先で高給をむさぼっている。それをチェックする亊もなく、政権にとどまっている自民党という政党とは何なのか、明らかに国民の敵ではないか。

口先では何度でも言えるが、今まで彼らは政権にとどまっていたのだから、それが出来る立場にいた訳だ。でも、出来なかった。つまり、自民党は口先だけで何もしない政党、国民を欺く事だけが上手な政党に過ぎないという亊になる。だから、この様な政党に投票する亊は、国民自らの敵に加担する様なもの。何の益もない。

口先ではなく、その行動から判断すると、その本性を見切る事が出来る。彼らが何を言っているかよりも、今まで何をしてきたかという事に目を向けよう。そこに真実がある。