ふと思った、人に支持されるという事は、人に理解された「量」なのだと。必ずしも質的なものではない。世の中が必要とするもの、例えば、世の中が喉が渇いていたら、十分な量の水を提供できる人間が認められる。しかし、喉が渇いていても、その喉を潤すものであると理解されなくては、たとえ水と同等の効果を持つものを提案できたとしても、認められない。
つまり、量をこなすテクニックが必要なのである。そういう意味でWiiとYouTubeは、素晴らしかった。Wiiの楽しさを伝えるのには、YouTubeは必須だった。嘘っぽいCMよりも、実際に遊んで楽しんでいる「本物」のユーザーを見せる事が大きな意味を持っていた。
価値あるもの伝える時には、その「本物」を「魅せる」ことが必要だと思った。そうする事で、質(本物)が量(魅せる)に変換されて価値(支持される)となる。