SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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いいものが売れない理由

今日は母が「むろあじ」が安かったと言って2匹150円で買ってきた。刺身にして食べてみたらおいしかったし、量もたくさんあった。しかし、昨日の雨の日に私が見たときには、価値がない様に思えた。まるでサバの小さな奴が二つあって150円という感じだった。(ちなみに私はサバが嫌いである)だが食べてみたら全然違った。叩きにして食べたらおいしかった。食べながら、しみじみ価値というのは見た目で決めつけられるもんだと思った。昨日は雨の日で暗かった。だから、くすんでおいしそうに見えなかった。でも、今日はよく晴れていたので、おいしそうに見えた。だから母が買ってきた。
 
「むろあじ」は黒っぽくて見た目はよくない。だが、おいしい魚だ。この魚から改めて思うことは、中身がよくても見た目が悪いと、安くていいものであっても否定される。いいものをたくさんの人に広めたいのならば、見た目にこだわることが大切だと感じた。決して華美である必要はないが、価値が伝わるように、きちんとディスプレイしないと駄目だと感じた。また、見た事もない魚だったので食べ方も分からなかった。そういう知らないという事も売れない(認められない)理由になる。だから、いいものを認めてもらうには、見た目を整えるとともに、その価値の生かし方を添えて伝える事が必要だと感じた。言ってみれば、美と知が価値を伝えるのだ。美が入り口となり、知が価値を伝える。
 
醜いと避けられ、知らないと分からない。だから売れないのだ。