SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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道路特定財源と環境問題

道路を作るというコンセプト自体が20世紀的な発想です。21世紀は道路はそれほど必要がありません。もし、道路を造り続けて、車の移動量を今以上にするというのであれば22世紀には、東京や大阪が水没する事になります。つまり、道路を造るということ自体が、自滅行為なのです。今やらなければいけない事は、地方の道路を作る事よりも、むしろ、造らず、道路特定財源を使って、風力発電太陽電池などに無利子融資をする銀行を作る事が正しい使い方です。この方法だと、地方にも仕事ができます。風力発電所の建設、太陽光発電パネルの取り付け工事などです。そして、二酸化炭素も減って、エネルギー自給率も上がり、極めて建設的な結果が得られるでしょう。そして、都市機能は電子都市化する事で田舎であっても、ある程度の情報とサービスが受けられる状態になれば、特に物理的に都市に住むという発想自体がなくなる事でしょう。これが21世紀のあるべき姿です。そういう意味で今テレビで流れている議論は、非常に遅れています。一手も二手も遅れている。負けが確実な議論です。勝つ為の正しいことを言っても、恐らく、誰も私の意見に耳を貸さないでしょう。なぜなら、人は過去を基準として物事を考える傾向があるからです。明治の時代を切り開いた改革者たちは、政策は100年の計を持って成すべきと言われていましたが、私もその通りだと思います。そうでなければ、東京や大阪が本当に水没するリスクがあるのに、それを全く想定せず、道路を作る造らないと議論する姿勢は、100年後の未来に対してあまりにも無責任すぎます。私は、彼らに赤ん坊の目を見て、きちんと将来の事を考えて政策を考えているか、自らに問いかけてほしいと思います。