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Google、高解像度になったNexus 7を発表 2013.7.26

Googleの7インチタブレットNexus 7がディスプレイの解像度が1920×1200になり、出版物並の画質となった。

 GoogleWUXGA 7型液晶搭載タブレットの新「Nexus 7
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130725_609009.html

CPU   :SnapDragon S4 Pro(4コア/1.5GHz:従来機の1.8倍)
GPU   :従来機の4倍の性能
メモリ   :2GB(従来機1GB)
ストレージ :16GB / 32GB
ディスプレイ:1920×1200(従来機は1280×800)7インチ IPS(色再現度30%up)
OS    :Android 4.3(マルチユーザーアカウントに対応)
カメラ   :前面120万画素 背面500万画素(iPadと同じ画素数
無線LAN :802.11a/b/g/n
I/O   :Bluetooth 4.0(Bluetooth smartに対応)
       MicroUSB(SlimportによるHDMI出力対応)
       NFC(よくコンビニなんかで決済に使う無線技術)
音声    :スピーカー(ステレオ 従来機はモノラル)
       ヘッドフォン(疑似5.1ch再生が可能)
センサー  :加速度計、GPS、コンパス、周囲光、ジャイロスコープを搭載
       AppleiPad WiFiは、GPSを搭載していない
重量    :290g(LTEモデルは299g:従来機よりも50g軽くなった)
サイズ   :114×200×8.65mm(幅×奥行き×高さ:従来機よりも1.8mm薄くなった)
バッテリー :Webブラウズ時で10時間、動画再生で9時間(従来機より1時のびた)
       3950mAh(Qi規格互換のワイヤレス充電に対応)

価格(数週間以内に、日本を含む各国でも発売する)
 16GBモデルが229ドル(iPad mini 32800円)
 32GBモデルが269ドル(iPad mini 42800円)
 32GB+LTEモデルが349ドル(iPad mini 32GB LTE 56800円)
 (米国:SIMロックフリー/米国の主要キャリアに対応)

従来機の欠点を解消

  • 従来のNexus 7は、iPad miniに比べると厚ぼったく、軽いんだけどサイズの割に重い。ディスプレイも解像度が高いのにもかかわらず、色が綺麗に見えなかった。今回は、解像度がさらに高くなり、色再現度も30%向上、1.8mm薄くなり、50g軽くなったというから、欠点を解消してきたといえる。特にディスプレイの解像度の向上は、前機種の横幅の狭さで生じた小さな文字による読みにくさを解像度の高さで補完してくれるのではないかと思う。(実際に見てみないとわからないが...)

メモリも十分

  • メモリも2GBと十分に搭載してきている。初代iPad(メモリ:256MB)を使っていて困るのは、Twitterなどでリンクの動作再生などすると、ほぼ確実に落ちる。そういう時によく、他のアプリを終了させるのだが、メモリが多いと、多分、そういうことも少ないだろう。(iPad miniは512MBしかない)

Bluetooth Smart対応

  • タブレットで、よく使うのがワイヤレスキーボードなどのBluetooth機器、Bluetooth Smartは、省電力Bluetooth規格、これに対応した機器同士で使うと、電力消費を抑えてくれて、電池交換の頻度を減らしてくれる。
  • 自分のワイヤレスキーボード、電池が少ないらしく、毎月、eneloop(単3✕2本)交換してるので、とても良い機能だと感じる。対応機器が必要なんだけど。
  • ワイヤレスキーボードって電池が足りなくなると反応が鈍くなり、キーが打ちにくくなるので困る。Bluetooth smartになると、そういうロスを減らしてくれるのだと思う。(Bluetooth Smartは、既にAppleiPadでも対応しています)

Qi規格対応のワイヤレス充電

  • あと地味に光っているのが、Qi規格に対応したワイヤレス充電機能。このタブレットをQi規格対応の充電台に載せるだけで充電ができる。充電のような日頃行うことが、ワイヤレスになるのは便利、特にiPad系統は、最近コネクタが細くなって挿しにくくなったので、そういう細かい作業をしなくていいというのはスマートだ。ただ、充電時間がどの程度かはワカラナイ。

まとめ

  • iPad miniとの違いは、高解像度と、横幅とWiFiモデルとの違いでGPSを搭載している事かな。あと、大きいのがメモリ、iPad miniが512MBしかないのに対し、2GBも搭載している点、これは大きいと思う。あと価格、平均1万円位は安いだろう。
  • これだけスペックリッチなので、カメラ部分がどうなのか気になる。iPad miniに搭載されているカメラの性能がいいだけに、今回のNexus 7のカメラ性能がどの程度かというところも重要なポイントだ。カメラってレンズの明るさとかセンサーのグレードによって画質が全然違うので、解像度が同じでも、品質はわからない。その辺は製品版が出てきてからkakaku.comなんかで検証できるようになるだろう。これだけ解像度が高いと、撮る写真に近い画質でディスプレイで確認できるデジカメになるだけにカメラ性能が気になる。
  • あと、前の機種はボディが撓み、いかにも脆そうで、実際、落としたらヤバイと感じる感じだった。今回はそこのところがどうなっているのかも気になる。まぁカバーで保護してしまえば、問題無いだろうけどね。今回のNexus 7はゴリラガラス搭載だから、ガラスは丈夫みたい。
  • 日本円だと3万円以下、ヘタすると2万円第前半で出版物並みのディスプレイを持つタブレットが買える時代になったか...すごいな。これだけ、低価格でスペックリッチなのを見ると、Googleはハードで儲けることあまり考えてないね。広告収入で儲けるつもりだ。そうなるとハードによる収益が多いAppleにとって不利だな。小売や広告による副収入があるAmazonGoogleに挟まれるAppleという感じ。Appleもハード以外の収益モデルをもっと拡充したいところなんだろうけど、それが出来てないね。なかなか厳しい競争だと感じる。