Appleがスペシャルイベントを2014年10月16日(現地時間午前10:00/日本時間17日午前2時)に開催するのに伴って、どんな製品が出るのか予想してみる。まず、思わせぶりな招待状のタイトルから見てみる。
この「It's been way too long.」それはあまりにも長すぎた。の意味について考えてみたいと思う。まず、何が長いのかだが...以下の2点が考えられる。
1.アップデートされなかった期間が「長い」製品
- iPod Touch(2012.10)とMac mini(2012.11)AppleTV(2012.3)が挙げられる。これらの製品は、2年もアップデートしていない。そろそろアップデートしないとダメだろう。iPod Touchは、プロセッサやカメラの性能を上げるべきだろうし、Mac miniは新しいプロセッサや4K(Displayport1.3)に対応するべきだろう。AppleTVは、新しい使い方を提案しないといけないだろう。
- ・AppleTV(2012.3)新しい使い方
- ・iPod touch(2012.10) 大型化されるかもしれない
- ・Mac mini(2012.11)4K対応
2.ディスプレイが細「長い」iMac(ワイドアスペクト21:9 5Kディスプレイ)
- あとは、時期的に出される可能性の高い製品としてiPad AirやiPad mini Airが挙げられる。これらの製品は、毎年この時期に発売されており、アメリカのクリスマス商戦を狙った販売時期である。iPadはメモリの2GB化やカメラの高性能化、軽量化(Air化)がされると思う。ライバルが軽量な製品を出しているので、遅れてはダメだろう。iOS 8はストレージ容量の消費量が多いとの事なので、16GBは廃止され32GBになる可能性が高い。AppleはOSの仕様が変わるタイミングでメモリ系をアップグレードする事が多い。(ちなみにタブレットの普及率はアメリカ42%、日本18%...遅れてますな)
- iPadの予想
- ・軽量化(iPad mniのAir化)
- ・大容量化(16GBモデル廃止→32GBへ、メモリ1GB→2GBへ)
- ・安定化
- iOS 8から純正のnitro Javascriptエンジンをサードパーティが使えるようになったから
4.Yosemiteの発表
- これは、既にリリースすると言っているので、製品版の発表ということだろう。
まとめ
- 以上が予想として挙げられる製品、考えてみると、結構アップデートされると思われる製品が多い。それだけ2013年のAppleは、製品発表がなかったといえる。特にエントリーモデル(AppleTV、Mac mini、iPod Touch)の製品は、殆どアップデートされておらず、Appleがこのランクの製品の位置づけの再定義に時間がかかっていることを伺わせる。Jobsがいなくなってからというもの、社内で決断する人間がいなくなっている感がある。自分の希望は、Mac miniは統合型ではなくて高速なGPUを搭載してほしいものである。iPod Touchは、ライバル製品がハイレゾオーディオに対応している中で、Appleが対応しないとなるとマイナスと言える。Appleとしてはハイレゾのコンテンツがないので意味が無いと思うかもしれないが、それほどコストの高い部品でもないので、採用してほしいものである。AppleTVは、位置づけに一番悩む製品だろうが、自分はRealSenseのようなセンサーを付属して、ゼスチャー操作とか、3D画像認識による立体テレビ電話(3D表示はメガネのいらないダイナミックパースペクティブ)とかやってほしい。あるいはAppleWatchやiPodのマイクと連携した。音声認識による新しい操作体系で操作できる製品があったら面白いと思う。iPadは、とにかく軽くなってほしいのと、メモリがもっと増えて、iOSが安定して欲しいに尽きる。タブレットは楽な姿勢でニュースを読むのに便利なのだが、ニュースリーダーソフトが外部サイトにアクセスするたびにかなりの確率で吹っ飛ぶので、それがiOS8になって、どう変わるのかという事と、軽ければ、持ち歩きに便利なのでいい。Ratina品質のiMacよりもワイドアスペクト比の3440×1440/28インチiMacが出るんじゃないかと思う。根拠は、Appleが最近iMacをアップデートしたから、もし出るとしたら、通常版の上位機種で、今より大きいインチ数であり、タイトルのtoo longのキーワードに合致したワイドアスペクトの細長い画面で、品質面でTN液晶はAppleは採用しないだろうし、IPSでコストが妥当なレベルの解像度となると、3840×2160 or 3440×1440 28インチくらいではないかと思う。
- とにかく何が出てくるかは、明日!という事で同時通訳サイトを以下に記して終わりたいと思います。
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