SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

未熟な私

最近、カメラ購入に失敗してばかりいる。2台購入して、2台とも失敗した。その失敗原因を考えると、最初の1台目の問題は、レンズの明るさをチェックしなかったこと、官邸前の薄暗いデモの映像を撮るのだから、当然、レンズの明るさはチェックするべきなのだが、それを怠っていた。これは、結果を出すための必要条件に対して、曖昧に捉えていたことが問題だった。

 1.結果を出すためには、必要条件に対し具体的であるべきで、曖昧ではいけない。

2台目のミスは、オークションへの慣れだった。オークションに慣れていない頃は、ちょっとでも問題がありそうな出品者を避けていたが、1台目が失敗し、予算が足りなくなっていたので、なるべくコストパフォーマンスを追求しようと、写真が汚いけれども、きちんと動けば問題ないと考えてしまった。これが失敗原因だった。案の定、ズームレバーは折れているは、動画のフォーカスは合わないわと、最低だった。そういうジャンク品を完動品と称して売るような、おかしな出品者を選んだ理由は、お金への執着、時間への執着だった。つまり、お金が足りなくなっているので、その予算内で、最もコストパフォーマンスを追求しようと焦っていた自分。つまり、安く買いたいという意思が、チェックの甘さに結びついた。お金に対する執着、早く買って、デモが撮影できる体制を整えたいという焦り、余ったお金で三脚を買えば、カメラの前に立つ人も減るんじゃないかという期待、色々な考えが渦巻いているが、その中で、私自身の考えに余裕がなくなっていたことが問題だった。

予算の余裕、時間の余裕、こういうのは、時間やお金に対する依存傾向があった。この依存という状況は、それ以外の選択肢がないと思い込むことにより、考え方に歪みが生じるというものである。パチンコ依存症とか、そう言うの。あの時の私は、時間とお金だった。「こうしたい」という願望が強すぎて、他の要素について考えるのをやめてしまった事が失敗原因だった。十分に時間に余裕があれば、避けていた出品者だった。選択肢が他にもあると思えば、避ける事ができただろう。だが、私の目は余裕を失い曇っていた。その結果失敗した。

 2.失敗を避けるためには、願望に依存してはいけない、原則を重視する余裕を持て

ここで言う原則を重視する余裕というのは、選択肢が常に複数あると考えることによって、願望が命令する「早くしろ!」とか「安いのを買え!」という考えを否定し。「早くやろうとして失敗したら余計遅れる」とか「安いだけでなく、ちゃんと原則にそってキチンと調べて買うべきだ」などという原則を重視した慎重な姿勢を貫くことだった。余裕が有るときには、それが出来ているのに、今回は余裕がなかった。最初は考えの曖昧さで失敗し、次は最初の失敗を早く拭おうという願望に依存して失敗した。冷静さを失って二連発の失敗である。本当に考えの足りない未熟者である。

今回の私のミスは、最初は曖昧さで失敗、次は平常心を失って失敗という。粗忽者を絵に描いた様な失敗であった。考えが甘くて、焦って失敗した自分のマヌケさを考えると、私が次にしないといけないのは、平常心を保ちながら結果を出すための必要条件を具体的に考え、それを実行することである。平常心を保つためには心の余裕が必要なのだが、これが依存心によって揺らいでしまったので、依存しないためには、複眼と俯瞰が必要である。意識の中に常に複数の選択肢を持ち、1つの状況に支配されないこと、また、俯瞰して全体を見据えること、そして、その結果を出すための必要条件に対し、具体的かつシビアに考えることが必要なのである。これができていて初めて良い結果が出る。私は、自分でも気づかない内に、お金と時間という状況に頭が支配され、コントロールされていた。お金も時間も重要だし、リカバリーするのが大変だと思っていたから、焦ってしまった。でも、その焦りこそ画敵なのだと考えなければいけなかった。自分が焦っていることすら気づけなかった。
 
雑念が多すぎて失敗。

仕方がないので、1ヶ月ほど、カメラの調達に時間をかけることにした。欲しいデジカメは、毎月数台は出品されているので、その数台の内の1台を落札することにした。時間に余裕をもたせ、心の余裕を確保した。その上で、きちんとした出品者を選ぶことで、予算内でデジカメを調達できるだろう。また、その期間中、撮影できていないデモの映像は、IWJなどが撮っているので、それをブログ記事に載せるなどしようと思う。セカンドプランを用意することで、だいぶ心の余裕が出来た。最初からこうしてればよかったにと思う
 

  • もっと、考えに幅と余裕を持たないといかんと思う出来事であった。そういった余裕に基づく慎重さと具体性(冷徹な必要条件の査定:原則重視)が大切だと思った。

そして、時間とお金という2つのプレッシャーに負けてしまった。

 プレッシャーに強くなる30の方法
 http://www.happylifestyle.com/5940

この中の6番目が目に止まりました。

 「失敗したら絶対に取り返しがつかない!」
 人生の大半は、実は失敗しても問題のないことばかりです。
 自分で大げさに考えすぎていることがほとんどなのです。

今回の私の失敗は、大袈裟に考えすぎていた。自分が記録しなくても、他の人が記録しているので、取り返しがつかない事ではない。そういう大したことのない事なのに、やらなきゃいけないと考えすぎていた。それで頭がいっぱいになってしまった。大した根拠もない命令を自分に下し、それに従属するとは愚かだった。