0.WWDC2009をみた後、Mac miniを買うことを決めた。
- ポイント付きだとヤマダ電機が最も安かった。64800円でポイントが11%なので、唯一実質5万円台で一番安かった。しかし、ヤマダ電機のオンラインショップに行くと、69800円10%ポイント還元になってしまっていた。「また安くならないかな〜」と未練がましくBestgate(価格比較サイト)で何回か見ていると、同じ日でも時間によってヤマダ電機の値段が変動することに気づいた。そこで、時間ごとにチェックし、値段の変動したところでゲット!しかし、取り寄せなので待つこと4日、ようやくMac miniがやってきた!
1.第一印象:箱が小さい(どーでもいいことだが)
- 前のMac miniの箱も小さかったが、今回はさらに小さかった。しかし、ヤマダ電機はでっかい箱で梱包し、その中に新聞紙の衝撃吸収材があり、またさらに箱があり、その箱の中にMac miniの小さな箱があった。まるでマトリョーシカの様だった。
2.設置作業
- 置く場所は初代Mac miniの上とした。(小さいとはいえ置く場所も重要)放熱しやすいように衝撃吸収剤の足を両面テープで貼付けてあげた。(Mac mini同士に隙間ができるので放熱しやすくなる)
- モニターの取り付け
- 一通り接続して起動!
- 設定画面が表示される。登録画面でことえりが使えないみたいなのでアルファベットで住所を入力、多分、後でやればいいだろうが、今はとにかく適当に入力して起動させてしまうことにする。
3.システムアップデート
- 全部接続した後、システムアップデートで最新のシステムにする。これに数十分かかる。アップデート項目が14件くらいあって、延々と続く。
4.アプリケーションをLAN経由で入れる。
- おろ?LANがつながらない?と思ったら、共有設定をオフにしていた。古いマックのシステム環境設定:共有:パーソナル共有にチェックを入れる。そして、新しいMacのFinderでメニュー移動を選び、接続ボタンを押してパスワードを入力、やっとつながった。印象的だったのは、何をするにも全然音がしない。プロセッサの負荷をアクティビティモニタで見ると、グラフが二列になっている。「そ〜かぁデュアルコアだもんなぁ」前のMacだとディスクが動く作業をすると負荷がぐんと上がったものだが、今回のMacは余裕である。
5.動画を見てみる。
- 最初にFLVを再生するためにプラグインPerianとFlip4Macをインストール
- 性能を見るために、ハイビジョンクラスの動画をYouTubeなどで見てみると、PowerPC Mac miniではかくかく動いていて見れなかったHDムービーが滑らかに動いている。普通のYouTubeの動画も滑らかにフニャフニャ動いているので、本当はこんなにコマがあったんだと改めて思う。しかも、全然ファンの音がしない。うーん静かだ。前のMacではFLVファイルというだけでフォォンと唸ったが、今回のMac miniは全然、余裕らしい。さすが最新型、しかも、OpenCLでGPUが使えるようになったら、もっと余裕なのかもしれないと思いつつ、テストを終える。
6.色が変なので調整する。
- モニターコントロールパネルで大まかな調整をした後、フリーのGamma Controlというガンマ調整ソフトを使って調整。グレースケールの画像をベースに赤っぽいグレーを、普通のグレーに直す。常に起動していないと調整した色調を維持してくれない用なので、アカウント設定で起動項目に入れておく
7.アプリケーションを追加する
- 表計算ソフト:NeoOffice(Universal)
- NeoOfficeを入れたが、よく考えたらUniversalバージョンではなかったので、改めてダウンロードする。
- ワードプロセッサ:iText Express 2.5
- アウトラインソフト
- グラフィックソフト
- アドビのソフト(PhotoShopCS2/IllustratorCS2)がパスワードを要求してくるのだが、「パスワードってどこだっけ」と大ボケかまして今も動かない。どのパスワードだかわからなくなってしまっている。
- スケジュールソフト
- 重宝していたClassicアプリ「ひまわりスケジュール」が使えないので、代替ソフトを探すも見つからない。小さくコンパクトな簡易スケジュール管理ソフトが欲しいのだが、全然ない。これは「なければ自分で作れというお告げだろうか?」
8.キーボードやマウスの調整
- ツインキーボード&マウス体制で使う。(切り替え器に使う予算がないから)予備に買っておいたElecomのマウスを使うが、ここで問題、「Elecomのマウスってintel mac用のドライバがないの?」ということで、OS標準ドライバでホイールは使えるけれど、最速設定にできない事がわかった。よって、若干マウスが遅い。汎用マウスドライバをみると$20前後(USB Overdrive/SteerMouse)と高い!マウスが買えてしまう。しかも他メーカー、よりによってマイクロソフトのマウス(1380円)が安いのだ。うぅ...(ちなみに私のElecomのマウスはボールマウス(ホイール付き)で特価500円だった)「エレコムうぅぅ俺にintel mac対応ドライバーを!」(血の叫び)
- キーボードはコマンドキーの位置を調整し対応。やはり300円で売っていた安物キーボードは打ちにくいが、使えるものは、ありがたく使うのが私の流儀。
- ショートカットキーの割当にCoolFunction(起動項目に登録)を使う。これを使うとファンクションキーにスリープや再起動などの処理が割り当てられるのだ。
9.FEPの辞書を入れる
- ここまでの作業で日本語入力がしにくいのでユーザー辞書を追加する。でも、ことえりの辞書ってどこだっけと、また大ボケしていた。ことえりのメニューで辞書登録の画面にすると、辞書登録アプリケーションが立ち上がって、そこからユーザー辞書の内容をText書き出しができるという事なので、その書き出しファイルを使って、ユーザー辞書をLAN経由でコピーした。
10.Spaces便利!
- 画面が広く使える。通常大きなモニターを使うと、メニューバーが遠くなってしまって使いにくいが、Spacesは、一画面ごとにメニューバーがあるので使いやすい。これは便利だ。しかも、縮小表示した画面が、ある程度内容を確認できる画質なので、非常に使いやすい。
11.リモコン受光部はどこだ?
- 新しいMac miniは、FrontRowというリモコンが使えたはずなのだが、リモコン受光部が見つからない。さては廃止されたのかなと思ったが、違った。ディスク挿入口の右サイドにリモコン受光部があるのだ。こういう気づかないところにリモコン受光部をまとめるなんてクールだなと思った。
12.ADSLが前より2割ほど早くなった
13.DVD-RAMは読み出しのみ
- 私はよくDVD-RAMをMOみたいに使う。(マウントに通常40秒くらいかかったり、エラーで何度も書き直ししたりする事もあるが...)でも、今時はフラッシュなんだろうな..とも思う。DVD-RAMが読み出しのみなのは残念だが、フラッシュで代替すればいいので、あまり残念ではないかもしれない。ある意味、読み込みができるだけでも便利かもしれない。(書き込みは、外付けDVDドライブがあるから)
結論
- 前のMac miniと外観は全く同じ様に見えたけど、パワーが全然違って、とても静かだし、I/Oも豊富だし、確実に使いやすくなっている事がわかる。何をやっても静かなので、非常に余裕があると感じる。それでいて、このデザインと、この安さ、コストパフォーマンスはとてもいいと思う。