SKY NOTE

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アメリカの住宅価格(2009年1月)

今回の不況の元凶とされている。アメリカの住宅価格の下落、その統計資料が毎月最終火曜日(日本時間夜10:00)に発表されている。2ヶ月遅れで発表されるので、今回は1月分になる。
 
ケースシラー住宅価格指数
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/en/us/page.topic/indices_csmahp/0,0,0,0,0,0,0,0,0,1,1,0,0,0,0,0.html
 
2009年1月の住宅価格の表計算データ(アメリカの都市の住宅価格の平均値がある)
http://www2.standardandpoors.com/spf/pdf/index/SA_CSHomePrice_History_033114.xls
 
これからみると、またさらに住宅価格が下がっている。カルフォルニアの例を見ると...

カルフォルニア ロサンジェルス
2008.01:226.33
2008.02:217.57
2008.03:210.06
2008.04:204.63
2008.05:199.35
2008.06:195.28
2008.07:191.01
2008.08:187.01
2008.09:182.09
2008.10:177.93
2008.11:174.82
2008.12:171.68
2009.01:167.95
 
大体この数字を千倍すると、実際の住宅価格の数字(ドル)になるような指数である。この数字だとカルフォルニアロサンジェルスの1月の住宅価格は去年の12月に比べて2.17%下落している。他の地域も同様に下げているので、まだまだアメリカの住宅価格は下げ止まっていない様だ。ちなみにアメリカの場合、日本と違って土地は非常に安く、住宅価格の方が高い。
 
この数字を見ると、今日のアメリカの株価も下がると思うのだが、通貨のドルが上がっているのが、よくわからない。
→その後、どうやら、「折り込み」という奴らしい。つまり、昨日の下落は、予め今日発表されるケースシラーの値を予想し、昨日既に下げていたのだ。発表が行なわれると同時に、「材料でつくし」という奴になり、不安要素を吸収し、上昇に転じたのだと思われる。なんだかよく分からない考え方だ。