SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

私が小沢を否定しない理由

自分達でルールを作り、それを守る。自民党というというのはよく言ったもので、自己中心的な民の党と訳すと非常にしっくりくる政党である。
 
西松の問題で、私が小沢を否定しないのは、「企業からの献金を全面禁止する」と彼が公衆の面前でハッキリ言ったからだ。自民党は、あれやこれや批判するが、小沢の様に明確な問題解決案を提示できていない。そこから見えるのは、彼らも同様の事をしていると暗に言っている様なものなのだ。そこが読めていれば、誰を肯定し、誰を否定するべきなのかよく分かるというもの。
 
つまり、小沢は企業との利権構造を一切、切り捨てると言っているのだから、利権構造を否定するのならば、きちんとそれをやると明言している者の方を国民は支持するべきであり、何も提案できていない者を支持するべきではない。
 
イメージで評価するのではなく、言葉の中身を読んでみると、そうなる。自民党は小沢を批判するだけで何も建設的な主張ができていない。多分、利権構造を破綻させられて困るのは自民党の方なのだろう。本当に自民党が潔白な党であるならば、ここぞとばかりに「企業からの献金を禁止する」と小沢よりも先に言う筈だ。でも、それが言えないで、小沢だけを批判するというのは、党利党略でしかない。問題は、それを国として、社会としてどう扱うかという事が大事であり、それがきちんと主張できているのは自民党(麻生政権)よりも小沢の方なのだ。
 
だから、私は小沢を否定しない。「やるとハッキリ言ったのだからやらせる」この国民との約束を守れなかったら彼は終わりだ。つまり、その約束を彼は一番守らなければならない立場にある。ならば、この状態を最大限に利用して利権構造を一気に破綻させるのも国民としては一興だと思うのだが、どうだろうか?