SKY NOTE

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バッドバンク+グリーンバンク=景気回復

過去を見てみると、日本が不況から抜け出せたのは、不良債権の処理が終わってからだった。これに10年かかった。これにより、銀行の貸し渋りがなくなった途端に、ウソの様に景気が回復し始めた。その後、中国特需により外需が旺盛になり、景気は回復した。まとめると以下の様な形である。
 
1.不良債権処理
貸し渋りがなくなり、経済という体に血液が回り始める。
 
2.大規模需要
需要が拡大する事で経済が拡大する。前の不況のときは、中国特需だった。
 
今回の不況の場合...
 
1.不良債権処理:バッドバンク
バッドバンクによって不良債権を処理し、貸し渋りをなくすことで、お金が回る様にする。
 
2.大規模需要:グリーンバンク(グリーンニューディール
環境税を原資とするグリーンバンクによって、環境に優しいエネルギーや機器に無利子融資をする事で、需要を喚起する。(太陽光発電風力発電、ペアガラス)
 
バッドバンクで不良債券を処理して貸し渋りをなくし、グリーンバンクで環境需要を喚起して経済を拡大する。綺麗な地球とエネルギー安全保障を両立する戦略。
 
一時的ではなく長期的かつ大規模な需要が見込める事から持続的な成長が望める。しかも、やればやるほど、地球が綺麗になり安全になっていく。日本の場合は、エネルギー自給率が上がる。
 
私の見積もり
 
日本の全消費電力 9700億kwh (2004年)
 
省エネ:合計-4900億kwh
・電子都市による都市の仮想化:-2000億kwh(都市需要の半分)
・250lm/w LEDとセンサー調光:-1800億kwh(テレビと照明の消費電力1/4)
・2030年までの人口減少11%:1100億kwh(1400万人分)
 
発電:合計4400億kwh
グリーンバンクの融資によって2030年までに達成している発電量
・集光型太陽電池:1600億kwh(発電効率40% 休耕田4万ha)
・住宅用太陽電池:1100億kwh(発電効率23% 住宅2600万世帯)
風力発電   : 700億kwh(1kwh/10円)
水力発電   : 960億kwh(現状と同じ)
 
図書館
ワットチェッカー無料貸し出し 図書館に10台配備、予算
 6000円×10台×2800館=1億6800万円

公共事業 
スマートグリッド
 ・電気をインターネットの様に分散して融通し合う電線(自然エネルギー
 ・道路作るよりも電線を作れ、超電導送電線など...長距離伝送のロスを減らす

電気自動車
電気自動車のバッテリーが自然エネルギーのムラを吸収する
 
これらの事で、火力発電や原子力発電に頼らない、エネルギーの自給が可能となる。環境税をとってグリーンバンクを作れば、こういう未来が作れる。電気エネルギーの自給率が90%以上に出来る。これによって、国際競争によって切り捨てられる人達を減らし、過剰でストレスフルな競争社会から、適正でストレスの少ない安心できる社会を目指す。
 
グリーンバンクには未来がある。自民党を選ぶのは未来がない。もし、自民党を選んでしまったら、こういう既得権益を否定するドラスティックな政策は出来ない。そこには、予算の方向性を絞り込まず、あれもこれも中途半端にやって、莫大な無駄遣いの末に衰退し滅び行く日本が見える。日本を救うには政権交代が必要だ。政権交代による浄化作用で利権を否定する亊が、国民の利益になると私は考える。