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出版物のメリット

出版メディアが衰退すると言われて久しい、そこで、出版物のメリットについて、書きたいと思う。
 
出版物のメリット
・情報の密度

  • パソコンの解像度が紙の印刷に比べて低い為、一度に表示できる情報量が限られる。しかし、出版物は、1ページに表示できる情報が多く、パソコンの様に何度もスクロールして読む必要がない。このことは、情報を一覧してみるのには有効である。

・有料である事

  • 有料な事はデメリットだと思われがちだが、未だに電子出版はマイナーな存在であり、ある種、プロが編集した情報がまとまって存在する事が重要なのである。インターネットの情報は分散していて、必要な情報を探す手間がある上に、その密度にムラがあり、安定したクオリティとはいい難い。その点、出版はプロが作っているだけであって、情報がまとまっており、安定したクオリティを持っている部分がある。(これは人によりきりだと思うが)要するにプロが作るものが見れる事がメリットである。

 
つまり、出版物のメリットが完全になくなるのは、この2点のメリットがなくなったときである。
 
液晶の解像度が飛躍的に向上すれば、出版物と変わらない密度感が手に入り、電子出版サービスの普及がプロの作ったものが見れる状況を生み、質の安定化が図られる。その結果、出版物は紙から電子メディアへと移行する事であろう。
 
その時期は、恐らく...
フィールドシーケンシャル方式(高解像度液晶)のディスプレイと、それを実現するブルーフェーズモード液晶(高速液晶)が必要だと考えられる。ブルーフェーズモード液晶の登場時期は、2011年とサムスンが言っているので、その時を境にして、電子出版市場が本格的に紙のメディアを駆逐する事になるのではないかと私は予想している。電子ペーパーはまだモノクロなので、カラーである事を優先して液晶技術の進歩を前提にして考えてみた。
 
電子出版サービスでオススメなのが...
http://issuu.com/
紙の印刷とほぼ同等の画面品質を実現しているので、見てみるといい。ここが有料出版で日本のコミックなんかを売り出したら、凄い事になるだろう。PDFファイルをアップロードすると、紙の質感を伴った本にFlash加工してくれる。無料サービスなので、試してみる亊をお奨めする。プライベートな本棚もあるので、個人的なWeb書棚としても使える。