SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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円に逃げ込む投機マネー

極端な円高が続いている。世界中の通貨が円に向かって流れ込んでいる。その結果、世界が混乱の渦に巻き込まれている。日本がするべき事は、変動相場性の緊急停止だと思う。

円の固定相場への移行が、結果的に各国の為替の変動幅を抑制すると考えるからだ。こういう時は、介入をしてもダメで、お金の流れ方を直接変えないと効果がない。

正常に機能しないシステムは止めるしかないのだ。変動相場制は、私のつたない記憶によれば、各国の実勢に基づいた通貨の価値を決定するシステムだったと思う。だが、今の円高は、消去法的に上がっているだけで、実勢を反影したものではない。故に今、変動相場制を維持する合理的な理由はないと私は考える。

また、投機の流れも直接介入し、値幅制限の16%程度を半減して8%で取引をストップ。こうすることで相場の動きを緩やかにする。そして、恐怖に往復ビンタを食らわせて、投資家に安心してもらう。

そうやって時間稼ぎをしている間に、アメリカに時間のかかる対策をしてもらう。今起きている危機は、解決するのに時間がかかるのに問題の進行スピードが速い。このタイムラグが問題をより深刻化する。よって、ルールを変える事で市場の進行スピードを遅らせて、その間に対応するしかないと考える。

急激な市場の変動が、市場参加者の恐怖を煽り、それが激しい値動きの要因になっているとするならば、その急激なものをルールで強制的に緩やかにすることによって、市場参加者を増やして、状況を均衡させるというのもアリだと思う。