SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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公共政策は、ゼネコン型から環境型へ

ゼネコン型公共事業は、今の日本には必要ない。なぜなら、日本の人口が減っているから。入れるもの(人)が少なくなっているのに、それを入れる箱は作るのは無駄以外の何ものでもない。

これからの日本に欠乏して来るのは、エネルギーと素材と食料である。足りなくなるものを足すのならば有用だが、既に足りているか必要のないものを作るのは道理に合わない。(日本は貿易赤字になる傾向にあり、黒字がなくなれば海外から資源やエネルギーや食料を買えないから)

故に、従来型政策を連呼する麻生政権には私は何の期待も持っていない、むしろ失望すら感じている。

では、どういう政策必要だと考えるのかというと、今すぐ出来るのは省エネ住宅へのリフォームである。日本の住宅の断熱性は低く、特に窓から熱が45%も逃げているという、これは大きな無駄である。この無駄を省くには二重窓が極めて有効である。二重窓によって40%の熱が逃げなくなれば、暖房に使う灯油の使用量を40%減らせる。冷房だって、窓をきちんと閉めて、日光が入らない様にすれば、冷気が逃げない。

政府は、この二重窓に20年間無利子融資(事業規模:8000億円:40万円*200万世帯/年)をするべきである。そうすれば、仕事ができる。しかも、家庭は灯油代に払っている額を返済すればいい。市場に仕事が生まれ、同時に二酸化炭素も削減し、資源の依存度を減らす。こういう形で正しい内需産業を育成し、外貨の流出を減らす。国内でお金が還流する仕組みを作る。

麻生政権のやり方は、この方法とは正反対であり、一番間違っているやり方を率先してやっている。極めて問題が多い。早く解散して、民主党政権にし、無駄遣い体質を省かないといけない。いくら引き延ばしても、必ず後一年以内にはその決断が出来る時が来る。その時に私達が正しい判断ができるかどうかが、日本の試金石だと思う。