SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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真実

どうやって真実を見通すのか。私流のやり方は、筋を通す事である。何事も筋を通す考えを持つ事、適当にごまかさない。イメージとしては心の中に一本の剣を持っていて、それが体を一本に貫いている状態。それで現実を切るとスパッと現実がキレて、真実が見える。
 
具体的には、筋を通す事で、フェアに物事が見れる。そういう歪んでない目で見ると、物事が客観的に分かるのである。簡単に言うと、子供の目である。子供は余計な事を考えず、率直に物事を見る。この事が真実を見通すのに役立つ。
 
私は筋を通す事で子供の目を持つと同時に、大人の知恵も持っている。子供の目で見て、大人の知恵で考える。大抵の大人は自分の周囲やいろいろな他の雑念の混ざった歪んだ目で物事を見るので、真実が見通せない。目が濁っているからだ。 
 
正直に見るためには、筋を通す事、フェアな目線が客観性を生み出す。失われた10年、もっと言えば、20年と言うべきだろうか?その間私達が過ちに気づけず、社会を修正できなかったのは、自分をごまかしてきたからだと思う。もし、私達が真実を見通し、正しい判断が出来ていたならば、20年もの長きに渡って過ちを続ける事はなかったであろうから。
 
反省できる人
筋を通す→フェアに見る→真実が見える→反省する→変われる
反省できない人
筋を通さない→自分をごまかす→偽りが見える→反省しない→変われない
 
反省できるのは真実が見えるからである。偽りを信じる人は反省できない。まっすぐな目で物事を見るのは、真実を見通す為だ。現実を切り真実を見通すまっすぐさが人間には必要だ。歪んだものが歪んでいると見えるのも自分がまっすぐであればこそで、自分も歪んでしまっては見えないのである。

たとえ、自分が歪んでいても、心の中にまっすぐなもう一本の自分をストックしておきたいものである。