SKY NOTE

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ニコニコ静画をつかってみた。

ニコニコ静画というコミックビュワーを使ってみる。事前の評判で、よく落ちると言われているので、iPad(初号機)の他のアプリケーションを終了しておく



メジャーな作品が揃っている事がわかる。
10月24日(水) 午後3時より、ニコニコ静画で読める電子書籍のリストが公開される。

 ニコニコ静画:ブックリスト
 http://info.nicovideo.jp/seiga/booklist/

 ニコニコ静画のホームページ
 http://seiga.nicovideo.jp/

まず、iOSアプリをダウンロードしようとすると「17歳以上じゃなきゃダメだぜ」と言われるので、ここはOKとしてダウンロード、起動するとニコニコ動画のIDとパスワードが要求されるので、それを入力すると、漫画雑誌が表示されているので、それをタップして選択して読んでみる。ページめくりのGUIは半透明にもなっておらず、目障りなので、もっぱら、画面を擦ってページをめくる。半透明にするか、設定でGUIを非表示にするべきである。今のままでは非常に不便である。(ページめくりの反応はまぁまぁ使える)

設定では、画面の明るさと縦書き、横書きの設定があるが、明るさの調整は別に問題なく行えたが、縦書き横書きの設定ボタンを押すと、いきなり終了、アプリとしての完成度はβ段階である。気を取り直して、再びコミックを読むと、まぁ読める。普通に読める。見開きではなく片開きである。iPadの解像度ならば十分読める品質。自分は1割くらい暗くして表示している。左下にコメントありという小さなボタンがあるので、押してみると、そのマンガのページのコメントがスクロールして表示される。ここはニコニコらしい。この操作は画面長押しでも呼び出せる。

角川のニコニコエース 第50号を読む、漫画雑誌がそのまま入っていて、話が終わると単行本のリンクのページに飛ぶ、読んだ感じとしては、立ち読みには最適のメディアだなと感じる。久しぶりの漫画雑誌を読んだ感があるが、自分はこの中で面白かったのは、ケロロ軍曹あたりなので、他の漫画は、自分の感覚ではついていけなかった。よく言えば今風だが、ストーリーが予測可能なもの、雰囲気で大抵わかるストーリー、設定がワンパターン、共感できない設定など、面白くなかった。読める内容ではあるが、個性のあるストーリーとはいえない。自分が満足できたのはケロロ軍曹くらいである。作家の教養の水準、アイディアのレベルが、読者に追いついていない感がある。

ただ、これは無料で配布されているストーリーなので、こういうものが無料で読める事自体がスゴイことではあるのだ。そして、単行本へのリンクによって商売へも直結している。無料じゃ継続できないしね。(漫画雑誌は、期間限定で読めるものなどがある。限定期間も見やすくしてあるのは良い)ある意味、雑誌は単行本の宣伝メディアといえる。立ち読みが可能になった点は、素直に賞賛したい。何せ、都内の漫画は殆ど、ビニールに包まれて読めない。面白いかどうかも確認できないコミックを買うわけはないので、漫画雑誌を久々に読んだというのは、そういう事。ニコニコ静画は普通に立ち読みができるメディアとして、非常に良いメディアと言える。ただし、アプリがバグだらけらしく、よく落ちる。基本機能を使っている間は落ちないが、端っこの機能のボタンを押した途端に落ちるなど未完成の部分が多々あり、しかし、アプリ以外のビジネスモデルなどは、称賛に値するものなので、今後に期待したい。もっと言うと、集英社がこれに入っているのは大きい。
 
コミックの電子出版で納得できるビジネスモデルが出来ていると言える。立ち読みができるのは良い。だがしかし、作品を選ぶときにスクロールすると、アプリがよく落ちるのは困る。(読みたい本を選ぶ前に落ちる)このようにアプリは、未完成だがビジネスモデルや提携企業がメジャーなので、今後に期待である。技術的にはβレベル、ビジネスモデルはエース級といったところ。あーでも、こういうのが出てしまうと、うちのiPad 16GBじゃ、容量足りないな、パソコン側にローカルに保存しておいて、それを無線LANで読むみたいな機能があったらいいな。(アプリがバグだらけだから、今は、そんなところまで手がまわらないだろうけど)

ニコニコ静画(iPad/iPhone アプリダウンロード)
https://itunes.apple.com/jp/app/nikoniko-jing-hua-dian-zi/id467367529