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SASPL特定秘密保護法に反対する学生達のデモに行ってきた。2014.10.25

STUDENTS AGAINST S.P.L. DEMO FINAL @shibuya 2014/10/25(SAT PM3:30~)
特定秘密保護法に抗議する学生達のデモ(Full Movie 1H53m)

  • SASPL DEMO FINAL@shibuya 2014/10/25
  • YouTubeのページに行くと、スピーチ部分にダイレクトとべるインデックスがありますので、そこから、学生たちのスピーチに絞って見ることが出来ます。

民主主義を破壊しかねない特定秘密保護法に対し抗議するため、学生たちを中心とする約2000人が参加した。音楽に乗せて各数分程度に丁寧にまとめられた学生たちの演説を聞くと、この法律がいかに問題があるのかよく分かる。彼等は、演說の後に実名と年齢を言っている。特定秘密保護法の脅威に対して、正面切って戦いを挑んでいる。

それは、とても勇気のいることだと思う。若者がそういう事をしている姿をみて、それはとても素晴らしいことなんだとカメラを構えていて思った。

DEMO SPEECH INDEX
2:15 なんで僕達がデモすんのかって事

25:39 Yuki kuris

  • 私達は、あなた達が望んでいるような理想の国民になることは出来ません。彼らにとって隷属的な国民になることは、私にとって成し遂げる必要のない課題です。
  • (カメラの都合により、スピーチの一部欠損、以下のリンクに完全に記録したものがある)
  • http://t.co/yXBbvnJgf8

40:00 mitsuhiro hayashida

  • 僕は、震災のことだって、経済状況だって、就職先があるかどうかだって、不安だって、ちゃんと国に出して言いたいし、その不安をちゃんと国家に向けて言いたい。ないものに…震災なんてなかったことにしたくない、震災のことを蔑ろにした経済発展なんて欲しくないし、「普通の国」になるための軍事力なんて欲しくない。ここまで躍起に経済発展を叫ばないといけないのでしょうか? ここまで躍起に国防を叫ばないといけないのでしょうか? 今ある無駄を再分配して貧困層を助けられるんじゃないでしょうか? 今ある外交の不安を考えれば、軍事力以外の平和を保てるのではないでしょうか?
  • 僕はこんなふうにムシャクシャして叫びたくなるような気持ちになることがあるんです。すごく僕はいつもムカついているんです。でも、僕は今日ここに立っていて、とっても幸せです。なぜなら、僕の眼の前にこんだけ仲間がいるからです。(歓声)
  • ここにいるみんなが、やがて社会に立って旅だってそれぞれの地で僕らと同じような、今、今日僕らがやっているようなことをやりはじめたら、日本が良くなるビジョンしか僕には見えないんですよね
  • (中略)
  • 来年は先の戦争が終わってから70週年を迎えます、ここまで戦争がなかった平和な日本だったのは、やっぱりヤッサン達みたいな先人たちのおかげだと思うんです。想像してみてください、30年後、今ここにいる僕達の子どもたちが、100年間戦争をしなかったという祝の鐘をこの地で響かせているというビジョンを」(歓声)
  • 国家のための国民ではなくて、国民のための国家としてたしかに一歩を歩みだした。今日この瞬間から、30年後の未来を導くこと事を信じて僕のスピーチは終わります

58:02 takuya kobayashi 日大芸術学部

  • さて、今日は私はわたしの怒りを表明するために、ここに立ちます。熟議をせずに強行採決をする。憲法改正の手続きを踏まずに、解釈改憲などという姑息な手段に出る。消費税を上げる。学問を軽視し、目先の利益にいひた走る。これらは現安倍政権のやってきたことであり、また、これからやろうとしている事です
  • 私達の声を聞くことなく、独善に陥った安倍政権を、私は、これに対して怒っています。ですが、そんな安倍政権に感謝することがあるとすれば、今の政治に対し、おかしいと声を上げる人たちが出てきていることです。おかげで、おかしいものにはおかしいという、路上に立って声を挙げる、そういったことをするのに、何ら恥じ入る必要がないことに私達は気づきました。そして日々、様々なことで疲れながらも、限られた自分の時間を使って、政治の動向に目をやり、知らないことは学び、自分に何が出来るのかを模索する。そういった民主主義に伴う苦労も私達は知りました
  • おそらく間接民主主義の名の元に私達は安住しすぎたのでしょう。思えば幼い頃から政治というのは、どこか自分とは別の世界で行われる絵空事のようなものでした。しかし、彼らは単に制度としての私達の代表に過ぎません。この私達のです。目を背けている人、耳を塞いでいる人、パソコンの前でニタニタ笑っている人、いつまでそうしていますか?
  • 楽しいことはいくらでもある時代です。自分たちに関することを勝手に決められて、息苦しい世の中になっても、その中で延命処置のようなみみっちい娯楽を見つけて生きていきますか?それは違うと思います。
  • この社会で起きていることは、全て私達にとってのことのはずです。もちろんその全てにコミットすることは出来ません。だからこそ、自分の頭で考え、判断する必要があるのです。そして、現にそうすべき時は既に来ているのです。デモって、何か危ないんじゃないの、デモをやって何かが変わると思っているのか、こうした意見は未だに耳にします。ハッキリ言います聞き飽きました。例えば想像して下さい。なにか切実な問題が起きたとして、自分一人ではどうすることもできなくなった時、その声を押し殺して泣きますか、叫び声ひとつ上げることが出来ない社会を望みますか?

1:09:04 wakako fukuda

  • 私が特定秘密保護法というものを知ったのは、ちょうど去年の今頃でした。知る権利や表現の自由、そんな大事なものが自分のものじゃなくなるかもしれないって、その時初めて知りました。

1:14:55 tomoko terada(大阪の大学3年生)

  • 私が特定秘密保護法に反対する理由は主に2つあります。1つは、この法律が非民主主義的なものであるという点です。2つ目は、この法律がアメリカとの軍事的な同盟関係を強化するという目的のもとに作られた法律であるという点です。

1:22:54 itaru oono(明治学院大学4年)

  • はじめはヤバイヤバイと言われていたけど、何がヤバイのか全然分からなかったす。でも、今は欠陥だらけだってことがわかります。問題はきりがないほどあって、秘密にしていけない事が決まってないこと、そのせいで秘密の範囲がどんどん拡大すること、公務員だろうと被公務員だろうと、秘密を取り扱う人は、国家によってプライバシーの侵害のような調査を受けなくてはいけないこと、このザル法に対して丁寧な説明という屁理屈ではなく、この法律に対する抜本的な見直しだったということです。

1:30:45 コール代表

  • これまで先人たちが、オレたちの自由を、オレたちの普通の生活を、オレたちの生きる歓びを、勝つ喜びを、負ける喜びを、ずっと戦い続ける喜びを、守るために何度も何度も何度も何度も、ず〜っと諦めずに戦ってきたってことです。

1:38:30 nobukazu honma(筑波大学2年生)
彼らは私たち一人一人の声を無視し、踏みにじりました。

< speech end >

12月10日、特定秘密保護法が施行される日に学生たちのデモがあります。(なかなか挑戦的な日程だ)

特定秘密保護法に反対する学生有志の会
http://aikihon123.wix.com/students-against-spl

主催者のツィッターアカウント
https://twitter.com/S4SPL

特定秘密保護法の関連情報
SKY NOTE:アメリカや韓国の事例に見る秘密保護法の実態
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20131204/1386141462

アメリカや韓国の事例に見る秘密保護法の実態 韓国では、採決される前に問題が多すぎるとして廃案、アメリカでは、愛国法に基づいて市民の情報を根こそぎ盗聴している現状が示された。日本はアメリカや韓国よりも酷い情報統制国家になるということ