SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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テレビ教を信じない理由

宗教やカルトを信じない為には、自分の価値観、優先順位が明確であればあるほど良い。逆にそれらが曖昧だと、結論を言ってくれる人間に従ってしまう。特に一人で考える姿勢がなく、他人に答えをもらってきた人たちは、自分で考えてこなかった為、カルトに陥りやすい。

私は、テレビ教を信じないのは、要するに言っていることに矛盾があるからであり、それに疑問を持つ必要な知識を持っていて、テレビなんて大したことないというのを子供の頃から感じていたから。テレビというのは、大衆にわかりやすくするために、多くの要約や情報の切り捨てをしている。その時点で「まぁその程度のもんだろうな」という目で見る事ができる。理系の知識があれば、大抵、科学的なことは要約されていることが多く、そこを削って説明するのかとか、そういうのがあるから、完全な知識というという観点から見ると、伝えやすくするために、あらゆる点で妥協している事がわかる。

また、本来説明しなければいけない事項が省かれていたりすると、それを後でインターネットで調べてみると、利権がらみの情報だと分かる。例えば、ついこの間まで太陽電池は1kw辺り45円で高いとかいう大嘘をテレビはやっていたが、ヤマダ電器が23円/kWhの格安太陽電池を売りだしたので、そのウソを黙って引っ込めた。ウソをまるで事実のように言っていた事を私は忘れない。なんで、そう言う事を言わなくてはいけないのか、ちょっとネットで調べれば分かる程度のことを、なぜウソを付くのか、容易に想像がつくのはスポンサーか役所の発表事項を鵜呑みにしているかのどちらかである。テレビは、大したことがないというのは、そう言うところ、スポンサーには頭が上がらないし、調べているスタッフも大したことない。専門的な知識のない奴が適当に調べたような内容も時たまある。

だから、知識があれば、大したことないので、信じるのに値するほど、実力がないことが分かる。また、利権がらみとして疑われるのは、それでも一定の調査能力があるのに、その調査能力からして、明らかに分かるはずなのに、間違った情報を出している時には利権がらみとしか言い様がない。45円/kWhなどは、NHKなども言っていたことがあるのだが、NHKの調査能力からして、そんなのオカシイって分かるはずなのに、それを言っている段階で、NHKの情報を操作できるやつがいると推測できる。こんな、ちょろい間違いに気づかないなんてオカシイ。

そう言う情報が3.11以降から飛躍的に増えてしまった。例えば放射能の問題で言えば、セシウムの生物学的半減期から、最大何倍程度濃縮するかという事を説明しなければいけないのに、どこの放送局もそれを説明しようとしない。これは、明らかにオカシイSPEEDIの情報を開示しなかった政府と同じくらいオカシイ行為だ。市民の安全に係る重要情報が全然開示されない。生物学的半減期の数値を見れば、濃縮されることが分かり、それが何倍かは、難しい計算式を用いなくても、表計算ソフトで連続計算してみればわかったりする。でも、それが報道されないという段階で、報道各社がおかしくなっていることが分かる。

濃縮傾向のある人工放射性物質と、短期間で体から排出される自然の放射性物質とを混同して説明して、安全だと主張する論法もオカシイ。濃縮する方が危険なのだから、同列に扱うべきではない。

また、計測しているから安全というが、測定というものは、計測基準が統一されていなければ無意味だ。特に放射性物質の計測は、検査時間が短いほど、数値が小さく出る傾向があり、そこからすると、計測時間を十分にとる必要があるのだが、政府は3年もたったのに、未だに十分な計測時間をかけるために必要な台数の放射能測定器を購入していない。よって、各地の計測結果が、検出限界値がマチマチで、統一されていない。これでは計測の信頼性に問題がある。このような、モノサシとなる基本的なことを全くやろうとしない政府に疑問が出てくるのは当然である。その不確かな情報を以て安全に計測されているというのは、全然説得力がない。

人工の放射性物質が濃縮することを説明しない政府、正確に測るために必要な台数の計測機器も購入しない政府、そして、人工放射性物質と自然放射性物質の違いも説明しない政府、マスコミ。α線β線γ線の到達距離の違いと、その遺伝子破壊強度の違いと、そのリスクを説明しない政府、ちょっと調べれば分かるはずのことを、全く説明しようとしないマスコミなど、矛盾だらけだ。これは、科学の知識があれば、誰でもたどり着く結論である。決して陰謀論ではない。

そのような矛盾点があるのにもかかわらず、陰謀論と言いたがる。陰謀論と一言いって反論した気になっている。反論とは、論拠を示さなければ說明したことにならない。だが、彼らはヒトコト言うだけである。「それは陰謀論だ」と、何の説明にもなっていないことを堂々と偉そうに言うあたり、説明になっていないのだ。理系の世界で、そんなことを言ったら、白い目で見られるか、バカと見られて呆れられるか、話しても無駄と無視されるかである。

そういう、どーしようもない事を3.11以降、マスコミが盛大にやり始めたので、大したことのないヤツラが、さらに輪をかけてダメになったと見るほかないのである。よって、そんなダメな連中を信じるのはオカシイという事になるのである。

風評被害という一言で、十分な論拠も示さず、被曝の問題を片付けようとする姿勢も、理系から見れば、「バカじゃね」「アホ」「相手にしない方が良い馬鹿だから」という感じで対応されるレベルである。

あることを示すためには、十分な根拠が必要であり、その根拠もなしに決め付けるのは、オカシイのであり、現状は「分からない」が正しい。但し、この種の未知の問題は予防原則に則り、対応するのが危機対応の基本であるから、安全側に余裕を持って対応するべきなのである。その基本を度外視して、余裕を設定せず「食べて応援」とかいう段階で、頭がオカシイとしか言い様がない。状況が未知なのに、なぜ、決めつけられるのか、わからないからこそ、安全側に余裕を持たせないといけないのに、なぜそれをしないということになる。基本的な原則を逸脱している段階で、何を考えているのかという事になり、子供にガラスバッジを持たせて汚染地から避難もさせないというのも、まったくおかしい対応であり、そもそも、そんなものを持たせなくていい場所に疎開させるのが、正しい対応だ。子供は大人よりも2倍以上、被曝に弱い事が分かっているだから、そうするべきなのに、それをしない。十分な論拠も示さずに、安全だの一点張り、オカシイ。矛盾だらけである。

安全を考えればやるべき事と、全く逆のことをして、十分な論拠も示さずに安全だの、風評被害だの言っているのは異様である。今の政府やテレビ、マスメディアは、不気味としか言いようがない。