SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

福島出身の方:福島に来ないで下さい、福島のものを食べないで下さい

2013年3月29日、経産省 命の対話集会にて

  • 福島出身の方:福島に来ないで下さい、福島のものを食べないで下さい

福島を忘れないで下さい、でも、福島に来ないで下さい、福島を忘れないで下さい、でも、福島のものを食べないで下さい。皆さんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。皆さんが福島のものを食べると、福島の子供達が放射性物質を食べることになります。

...という言葉が印象的だった。つまり、外部の人が福島に来ると、それだけ福島は、安全だということになり、避難ができなくなる。福島のものを食べると、それだけ福島のものが安全だということになり、それで福島の子供達が給食で、福島産のものを食べさせられる。だから、来ても食べてもいけない。

あと、テレビなどの批判もあった。

TBSの朝ズバのみのもんた、迎合主義はやめてくれ、毎日新聞の依田、いい加減なことを言うな、頭に来て、どこに新聞社が報じたか記憶に無いんですが、福島県産の消費が落ちているというグラフを示し、「これは完全に風評被害が広がっているからですね」といいました。それに対して「酷いことですね」福島県の県民農家を保護するような言い方をしていましたが、残念ながら消費者の方の感覚、判断の方が正しいんです。

23日の福島の反対集会にこのテント村の方々と、バスに乗せていただき、行って来ました。林業の方の抗議に...淡々と話される言葉に対して、私は胸を打たれ、非常に短いセンテンスですが、そのポイントだけお伝えします。

我々、林業の人間は我慢するしかないんだ。何故ならば山を除染しようとしても、腐葉土に絡まっている放射性物質除染しようとしても取り除くことが出来ない。その腐葉土を取り除いてしまうと、山本来の保水能力が奪われ、自分たちの首を絞めることになるから、自分たちはただ単に時間を待って、放射性物質が弱まること、消え去ることを願うしかない。我々は我慢するしかないんだ。

そこだけなんです。つまり、福島県は山林が70パーセント、80パーセントと言われています。いくら、畑、農地を除染してOKですよと言われたって、テレビで映す目先のすぐそばに山林があるだけに誰が信用して買います?誰がそれを安心して消費することができます?年間20ミリシーベルトまでの生活圏が安全ですよなんていい加減なことを言うような、それを教育しているような、福島県の農産物を誰が食べます。風評被害ではなく、本当に消費者判断なんですよ。みのもんたさん、そのくらい分かって下さい。新聞の偉い責任者である依田さん、新聞で...新聞をとる、とらない判断をしている人がいますから、すべての人が毎日新聞を読むわけではありませんが、朝の情報番組でいい加減なことを言わないで下さい。

皆さんにここで問いかけたい、私は実名、すべてツイッターや何かで間違ったこと、誤ったことには、誤ります。訂正文を出します。まして、福島県から来て、福島の被災者として、こういうことを言っているという風に思われることで効果が大きいと思われるのも嫌なんです。ですので、30年も東京に住んでいると言っています。その私と、みのもんた毎日新聞の依田、どちらを信じていただけますか?

みのさん、お願いですから、正しいことを行って下さい、福島は風評被害ではなく、福島で物を作ってはいけません。どうせ売れないんですから、作らずに徹底的に除染して、もしくは徹底的に福島はダメなんだと、危険なんだと、そういうことによって誠実さを示し、それで初めて、世界に対して、福島の信頼性、日本の信頼性というのが勝ちうるんじゃないんですか、そのためのマスコミでしょ。TPPでも同じですよ、正しいことを伝えて下さい!よろしくお願いします。

...聞いていて、そのとおりだと思った。確かに外部の人間が福島県に来たり、食べたりすると、それだけ安全という証明になってしまう。そして、その犠牲になるのが子供達なのだ。