SKY NOTE

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ゴミメディアは捨てよう

選挙が近づいて来ましたが、未だに原発の電力は安いというマスゴミのウソを信じている人が、特にビジネスマンに多いと聞きました。確かに若いビジネスマン風の人はビラの受け取りが悪かったので、恐らく、時間がなくて、そういうことまで調べる余裕がなかったのだと推察します。そこで、東京電力自身の資料を用いて、電力単価を説明しているものがありましたので、それを引用したいと思います。

よく分かる原子力原発の発電コスト
http://www.nuketext.org/yasui_cost.html
原発の発電コスト

上記の数値は、原発の設置許可申請の際に、提出された発電単価です。大体、10.32円〜19.71円とバラつきもあり、計算の仕方も違いますが、最低で10.32円です。この数字を元に他の発電方式と比較しますと以下のようになります。

法定耐用年数運転(発電単価)この額にプラスして1.75円の送電コストがかかる。
 石油火力 :12.2円
 原子力  :10.37円〜11.24円
 水力   :10.6円
 LNG火力: 7.3円
 石炭火力 : 7.2円

原発には、この他に含まれていないコストとしては以下のものがあります。

 ●電気を捨てる"発電所"・・・揚水式発電所
 ●電源三法交付金・・・地元への懐柔策
 ●バックエンド費用(バックアップの火力発電所の維持費、使用済み各燃料の処理)
 ●送電費用(1.75円程度)

送電コストを含めれば、原発の電力の最低のコストは12円以上になるはずです。それ以外にも、出力が可変できないので、ピーク時に揚水発電所などを使うと、ロスが3割生じます。つまり、発電コストが1.4倍になります。あとは、地元の懐柔策、そして最もこれからコストがかかるとされているのが、バックエンド施設、使用済み核燃料などの放射性物質の後片付けのコストです。これは技術的にも地理的にも全く目処が立っておらず、コストがどれだけ掛かるか検討もつきません。ただ、現時点で確実に分かっていることは、通常使用で最低12円以上になるということだけは分かります。他の発電方式には、原発に比べて使用済燃料の処理などはありませんから、事実上、原発が最も高コストな発電方式といえるでしょう。つまり、原発がなくなると、安い電力が使えなくなるという話は、東電の資料自体から否定されるわけです。経済的に原発のコストの割にあわないことが分かるでしょう。また、原発の発電単価が安いと言われているのは、モデルプラントを用いた試算であり、個々の発電所のコストとは違うのです。

さて、原発の電力は、他の発電方式に比べて最も高価だとわかりました。経済のために原発という経団連の主張は、正確には、原発産業のために原発を継続しろということにすぎないのです。というのは、ドイツでは自然エネルギー産業で40万人の雇用が生まれたと言われています。この規模は、ドイツと日本の人口比で考えますと、日本では60万人規模の雇用が発生すると考えられます。つまり、真に経済のためというのならば自然エネルギーを推進することが正しい訳です。

言うまでもなく自然エネルギーは国産エネルギーです。自然エネルギーを普及させれば、外国から買っている石油、石炭、天然ガスの量を減らせます。つまり、経済効果としては自然エネルギーは、とても有益なのです。でも、自然エネルギーは高いのでは...と思われるかも知れませんがドイツでは、今年、再生可能エネルギーのコストが通常電力コストと同等になるグリッドパリティに達したそうです。

 ドイツ政府、再生可能エネルギー急増で電力価格低下へ 2012.11.13
 http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20121114/1352861619

以上のリンクの情報はドイツ政府機関の発表です。つまり、公的な情報であり、ガセネタではないのです。ガセネタは日本のマスコミの方なのです。思い出してみてください。彼らは福島原発事故の際、安全だ安全だと何度、嘘を言ったことでしょう。それに対して、私たちが放射能の拡散情報を手に入れるために参考にしたのは、ドイツの気象庁の拡散予測データでした。後から考えてみると、日本国内の情報よりもドイツの情報のほうが正確かつ的確でした。このことから、ドイツ政府と日本のマスコミ、どちらが信用できるかといえば、ドイツ政府だと分かります。

日本のマスコミはウソを平気で言います。古くは、戦時中の大本営発表の時から、まったく彼等は変わっていません、組織的にも構造的にも全く昔と変わっていないのです。国民に嘘を言う体制と融合したマスメディア、それが日本のマスコミの実態なのです。いわゆる記者クラブメディアと呼ばれるものが、日本にウソをばらまき、私たちを誤った方向に導いているわけです。体制と結託して、高い電力を安いと言い、安全でない原発を安全だという。そういうダメなものを信じてはいけません。今回の選挙でも、恐らく彼等の自民圧勝という情報もガセネタでしょう。日本の記者クラブメディアの情報を信じてはいけません。なぜなら、彼等は体制と融合し、それに都合のいい情報を流してきた者達で、そして、それ故に彼等は伝統的にウソつきなのです。マスゴミという言葉がありますが、まさに彼等はゴミです。ゴミの言う事は信じず、彼等の言うことと別の方向に投票行動をすることが正しい道です。

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彼等はTPPを推進しろと言っていますが、無視しましょう。
 
マスゴミを無視すること、それが日本経済を立て直す第一歩です。正しい判断は、正しい情報からです。選挙で正しい選択をするには、マスゴミが言っている経済の主張を無視し、マスゴミが進めている政党(自民、民主、維新、みんな、公明)に票を入れてはいけません。彼等を無視することで日本は正しい方向に向かうのです。

私は、マスゴミメディアをなるべく、買わない、読まない、見ない、事を推薦します。そうすることで経済的に彼等を追い詰め、社会にウソをばらまけないようにしましょう。

そして、真実を報道するマトモなメディアを、買って、読んで、見ましょう。