最近、立て続けに使っているものが故障している。
自転車の鍵、自転車のパンク、デジカメを落として壊した。
運が悪いといえば、それまでだが、実際は、全ての故障には理由がある。
自転車の鍵
雨ざらしのところにおいていたから、錆びて寿命が来た。これは、そういうところに置いておいたことが悪い。カバーが必要だった。
自転車のパンク
よくみると、虫ゴムの背後の部分から穴が空いていた。つまり、道路の段差にぶつかった時、虫ゴムの金具部分がチューブとぶつかって穴が空いたのだ。原因は空気不足で、空気をきちんと入れていたら防げた。
デジカメ
落とした原因は、ストラップをはめていなかったため、大事なデジカメをストラップも付けず、暗闇で長時間使っていれば、落とす可能性が高かったのにもかかわらず、そう言う注意を全然していなかった。
ここで自分が学んだのは保守管理の重要性だ。思い出すのは、子供の頃、私は義父と河原沿いの岩場を歩いていた。義父は、「岩に隙間があるから気をつけろよ」と言った。私は、それを聞いていたのだが、しかし、岩の隙間に落ちた。這い上がろうとすると、義父はそれを上から眺めながら「だから言っただろ、言ったのに気をつけなかったお前が悪い」と言って助けなかった。子供心に私は「なんて冷たい親父だ」と思ったが、同時に言ったことを守らない自分が悪いのだとも思った。
ここで問題は、運が悪かったとか、そういう事ではなくて、事前に警告を受けていながら、気をつけるべきことをしていなかった結果、失敗したことは自分の責任だということだ。義父が岩の隙間に落ちた私を助けなかったのは、そう言う自己責任意識を教えるためだったのだと思う。気をつけろと言われていたことをやっていなかった。だから失敗したのならば、お前の責任だ。それが義父の言葉だったのだろう。
なぜ、そういう自己責任意識が必要だといえば、それを他人のせいにしていれば、自助努力をきちんとしない人間になってしまうからだ。政治でも政治家のせいにしてしまえば、自分の投票行動のマズさとか、選挙に行かないとか、政治に無関心で不勉強だとか、そういう事を全くしないで政治が悪い、問題だといっても始まらないのだ。これは、オレ（私）の責任だ。だから、何とかする。コレがマトモな人間の考え方だ。それが出来ない人間はダメなのだ。進歩がないから。
そういう保守管理と自己責任の重要性を考えながら、東電を見てみよう。共産党の吉井議員が議会で事前に地震の津波によるメルトダウンのリスクを警告していたのにもかかわらず、当時の自民党政権は何の対処もしなかった。
Wikipedia：吉井英勝
【引用】
-
- 「大規模地震によって原発が停止した場合、崩壊熱除去のために機器冷却系が働かなくてはならない。津波の引き波で水位が下がるけれども一応冷却水が得られる水位は確保できたとしても、地震で送電鉄塔の倒壊や折損事故で外部電源が得られない状態が生まれ、内部電源もフォルスマルク原子力発電所のようにディーゼル発電機もバッテリーも働かなくなった時、機器冷却系は働かないことになる。この場合、原子炉はどういうことになっていくか。原子力安全委員会では、こうした場合の安全性について、日本の総ての原発一つ一つについて検討を行ってきているか。また原子力・安全保安院では、こうした問題について、一つ一つの原発についてどういう調査を行ってきているか。」（質問1-6）
【引用終了】
そればかりか、安全装置を取り外すという暴挙まで行った。
原口告発「８年前、勝俣恒久が原発の安全装置取り外し」は福島だけではない。
浜岡、東海第二、女川でも外された。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65740974.html
その結果、福島第一原発の事故は緊急時に稼働するはずだった冷却装置が2号機、3号機にはなく、結果として、大量の放射能を撒き散らすことになった。その責任は、どこにあるのだろうか？私に言わせれば、当時の自民党政権（小泉政権：2003年/安倍政権：2006年）、東電にあったのは必定だ。
自民党政権の罪状
2003年：安全装置取り外し（自民党：小泉政権）
2006年：吉井議員のメルトダウンの警告を無視（自民党：安倍政権）
（安全装置取り外し、警告無視など、福島原発事故は完璧に自民党の責任）
緊急冷却装置のなかった2号機、3号機ほど大量の放射能をまき散らしていることから考えても、この責任は、当時の自民党政権と東電にある。だから、そういう政権に25％も政党支持率があるということ事態、オカシイのだ。（この政党支持率の数字もオカシイのだが、なぜかというと、ネット上で40％以上の支持率を持つ国民の生活が第一が０.８％と異様に低い）
NHK：政治意識月齢調査
http://www.nhk.or.jp/bunken/yoron/political/index.html
1位.自民党：25％
2位.民主党：12.7％
3位.公明党：3％
中略
国民の生活が第一：0.8％（ネット上で44％もある政党が0.8％とはオカシイ）
- このページには、RDD法で調査されているとある。この調査法は、日本では主に通信社が行なっている。日本の通信社は事実上、CIAの息がかかっている会社（時事通信、共同通信など）であり、その数字にはアメリカの意向が含まれていると考えるのが妥当である。
衆院選世論調査の電話。支持政党の質問は１自民、２民主、３公明、４日本維新、５社民、６共産と７それ以外の政党しか選べなかった。国民の生活が第一が無くて、日本維新が入り、しかも４番目なのか全く意味が分からない。世論調査は世論誘導調査だ！
- イカサマ誘導質問、設問の中から国民の生活を除外し、0.8％に誘導、RDD方式は、固定電話に絞り込むことで、高齢者が多くなる傾向がある。
Yahoo! みんなの政治 比例区でどの政党に投票するか決まっている？
http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201211180001/
1位.国民の生活が第一：44％
2位.自民党 ：19％
3位.みんな、民主 ：3％
アクセス数15536票
ニュースの真相：Yahooの政党支持率アンケートの経過
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20121125/1353802920
ウソばかり言う日本のマスコミ（通信社の情報→日本のマスコミ）
もし、この事前の警告を無視し、安全装置を外し、福島第一原発事故の原因を作った自民党の支持率が２５％という数字が本当だとすれば、国民は、よっぽど不勉強か、反省がなく、自己責任意識が低いということになる。そういう国民が選ぶ政治家は無能であり、そして、結果的に悪い政治が続くであろう。でも、私は、この数字が本当だとは思わない。なぜならば、この数字が本当だとすると、日本人はとてつもなく馬鹿だということになる。だが、私が見る限り、私よりずっと頭の良い人は日本には、沢山いるし、常識も分かっている人がたくさんいるので、この数字は、私は自信を持って嘘だと思う。
