- 「みえないばくだん」（10分38秒）
- フルスクリーンにして見られるのをオススメします（動画の右下のYouTubeをクリック）
「みえないばくだん」という今回の原発事故をテーマにした絵本を読んだ。内容は動画を見てもらえれば分かるとおり、原発事故の問題点を的確に表現していて、最後の方になると、涙が出てきてしまって、辛くなった。最近、子供の甲状腺ガンの前兆とも言える症状がニュースになり、「もうそんな...早すぎる...」と思ったのですが、どうやら、この動画に描かれていることが現実になりそうです。この動画を紹介したのは、今、今回の原発危機で疲れてしまっている人に対して、この絵本が原発の問題を優しく伝えてくれると思ったからです。この絵本が伝えてくれるのは、文字やデータで伝わらない、それ以外のものを、伝えてくれるはずです。
原発を再稼働しようとしたり、東電を温存し、賠償金を支払おうとしない国など、酷いことがたくさんあって、絶望的になりますが、この絵本を見ると、何のために原発を停止しなければいけないのかということを再確認することになると思います。そして、危機感とは別の意味で、原発を止める事に皆さんが向かうことになると思いましたので紹介しました。
3月11日も近づき、あの東日本大震災から、早一年です。私も原発記事を書いてきましたが、何度も、小難しい内容とにらめっこしながら、間違ったり修正したりの連続でした。それだけ、この原発問題は複雑でわかりにくく、考えるのも嫌になることは重々分かっています。でも、この絵本を見れば、シンプルに分かります。何のために、何をするべきなのかという事が...
政府や社会に市民として意見を言わなければいけません。自分たちの孫や子供のために、そうしなければ、私たちは後になって、何もしなかったことを子供や孫に非難される立場になります。私は、よくいじめられましたが、なぜいじめられ続けたのかというと、戦っても負けると思って抵抗しなかったからです。ですが、大人になって分かったことは、たとえ負けると思っていても、抵抗する意志を示すものは、いじめられないのです。それは、やり返されて表面的には負けていても、その後いじめられなくなるので、実質的には勝っています。なにもせず、抵抗しない事がいちばんよくないのです。ですので、政府に文句を言いましょう。そういう事をする必要があるのです。大人として。放射能は目に見えません。ですが、確実に人の体を蝕みます。この状態をできるだけ早く是正する必要があります。そのためには今、行動する必要があるのです。
さようなら原発 1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/
さようなら原発 1000万人アクション（Twitter）
https://twitter.com/#!/Action10mil
脱原発オンライン署名（2012.2.26現在20万人ほどだそうです）
メールが送られてきて、リンクを開いたページでsubmitというボタンを押すと署名完了
http://sayonara-nukes.org/shomei/pttn_frm_j/
