SKY NOTE

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自然エネルギーは安定しないから大量導入出来ないというのは嘘

1.スペインは出来ている。総電力量の23.6%が太陽光や風力だ。

  • AFP BBNEWS:スペインの風力発電、最大の電力供給源に
  • http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2793673/7030915
  • これによると、スペインの総電力の21%を風力発電が占めているという。また、太陽光も2.6%程度ある事から、総需要の約23.6%が安定しない電源であっても、現状の技術で対応可能だという事が示されている。それもスマートグリッドなしで、つまり、スペインに出来て日本に出来ないのは技術的要因ではないという事だ。現実的に可能なのである。つまり出来ないというのは、嘘だという事だ。
  • スペインの発電構成

2.スペインは風力発電大国、失業率が20%(1995年)から8.5%(2005年)に改善 

 

  • これによると風力発電事業を始めたスペインは1995年当時20%だった失業率が2005年には8.5%程度にまで改善したという。石油依存度を下げて、エネルギー自給率の改善に寄与したとある。この資料における2005年当時の電源に占める風力発電の割合は6%程度だったが、現在は21%と急成長している。これはスペインが風力発電に向いている気候である事が上げられるが、それにしても、凄い成果である。スマートグリッドがなくても、自然エネルギー23.6%もの不安定な電源に対応出来ているのだから。スペインに出来て日本に出来ない事はないと考えるが、日本の腐敗した官僚や石油関連産業は、それがお気に召さないようだ。

 
3.自然エネルギーに対する無知が問題

  • 自然エネルギーに反対する人達の意見を聞いていると、大抵は情報が古いか、役人がばらまいた間違った情報(嘘)を鵜呑みにしており、疑う事を知らないおバカさんといったところがある。私は常に技術や世界市場を注視してきたので、矛盾がすぐに分かった。そして、今はネットがあるので、主体的にキチンと調べれば、そういう事は簡単に分かる便利な時代なのだ。与えられた情報をフォアグラのカモのように受動的に受け止めて、盲信し、原子力しかないとか言っている姿をみると、主体的に現状把握しない人間はダメだと思う。

 
4.騒音の問題

 
5.微風や台風(強風)の問題

 
まとめ

  • 現在、問題となっている。電力問題に対して、無知によって否定するのは勝手だが、もう少し、自分の頭で考え、自分で資料を集め、真剣に対応する事が筋ではないかと思う。あまりにも古くてデタラメなデータを盲信し、間違ったことを支持するのは、良くない事だ。よく調べ、よく考え、思慮深く対応してこそ、良い世の中が生まれる。しかし、デタラメを盲信し、古いデータを現実のようにまことしやかに言うのは、世の中にとって損失でしかない。損失を減らす為には、正しいデータに基づいて、正しく考える事だ。間違ったデータを前提に刷ると、間違った結果になるのは自明である。自然エネルギーは、充分導入可能だ。不可能ではない。外国に出来て、我が国に出来ない事はないはずだ。不安定な電源であっても、スペインはスマートグリッドなしで対応出来ている。つまり、スペインは、それを実現出来る技術力があるという事だ。日本が技術においてスペインに劣るというのならば、分かる。しかし、私はスペインに技術において劣っているとは思えない。劣っているとすれば、自然エネルギーを支持する姿勢にあると思う。そして、正しい情報の普及において劣っていると思う。そういう意味で、日本の記者クラブ制度は日本のガンといえる。このガンを切除する事こそ、日本が正しい道へ進むための道標になる。