iPod Touch 2010の従来機種との比較
・薄さ :8.5mm→7.2mm
・ディスプレイ解像度:480×320→960×640
・カメラ搭載 :前面:30万画素 背面:HD720Pの動画が撮れるSpec/詳細不明
・マイク搭載 :なし→あり
・バッテリー持続時間:音楽再生:30時間→40時間 ビデオ再生:6時間→7時間
・OS :iOS 4.1に対応、マルチタスクが出来る
1.高解像度なディスプレイ
- 全く別ものといっていいほど変化している。まず目に入るのは、前機種の4倍の情報量を誇る高解像度な液晶画面だろう。
視野角も広くなっている。注:IPSパネルではなかったようだ。しかし、AV Watchの記事の斜めから見た写真は視野角が狭い液晶という感じもしない。だが、コストダウンでTNかもしれない。←どっちなんだ
2.薄くなったボディ
3.カメラが使える(しかも本当の意味で高画質な)
カメラ機能を使うと、裏面照射CMOSセンサによって、暗いところでもキレイな映像が撮れる事に感動するのではないかと思う。映像撮影時の性能については、あくまでもスペックから見た推測だが、Appleの宣伝文句にも同様の事が書いてあるから、多分そんな感じだと思う。コンパクトデジカメを買った人ならば分かると思うが、暗くなると画質が著しく劣化し、全然ダメな写真や映像になる事を知っている人ならば、Appleの画素数のスペックを追わないで1画素あたりの感度を稼ぎ、尚且つ通常のCCDの2倍の感度の裏面照射CMOSセンサを搭載する事が、どれだけ画質に貢献するか分かるだろう。被写体が暗かろうが、明るかろうがオールマイティに対応できるカメラが内蔵されていると推測できる。ズームがないのが残念だが、しかし、この撮影感度(推定)と、それをカメラで撮る映像の解像度と確認する際のディスプレイの解像度が殆ど同じというのは凄い。他のデジカメにはない特徴だ。なおLEDライトは非搭載との事なので、フラッシュが必要なシチュエーションだと困る事があるかもしれない。ただ感度の高いセンサも搭載している為、光がある程度あれば、撮れるものは撮れるだろう。
4.アプリケーションのレスポンスを大幅に改善するA4プロセッサ
- そして、アプリケーションを使ってみるとA4プロセッサによって大幅に高速化している。これが一番効用が大きいかもしれない。そして、それだけ使ってもバッテリー持続時間が短くなっておらず、むしろ長くなっている。
5.パワーアップした機能を長く使えるバッテリー
- これだけ機能や性能がパワーアップしたのにも関わらず、バッテリー持続時間はむしろ増えている。ビデオ再生時間で6時間→7時間とスペックアップしている。
6.価格
- カメラ(前面・背面)、高解像度
で高画質な液晶パネル、高速なプロセッサと大幅にスペックアップしたのにも関わらず、価格は8GBが20,900円、32GBが27,800円、64GBが36,800円...事前の噂のスペックからして価格が25000〜30000円位を予想していたのだが、それよりも大幅に安い価格設定だったので、これは安いと思ってしまった。このコストパフォーマンスでは、しばらく、ソニーの首位奪還は難しいかもしれない。
- アップル、720pカメラや高精細液晶の新iPod touch
- http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100902_391086.html
- Apple iPod Touch 仕様
- http://www.apple.com/jp/ipodtouch/specs.html