1.iPadで新聞を読んでみる
- 産経新聞HDはいち早く、期間限定で新聞紙面を忠実に再現したiPadアプリを公開した。普通の新聞のように自然に読める。さすがiPadといったところだろう。このソフトはOSの基本機能をそのまま使っている。有料時には月額1500円だと言う。欠点は、記事の内容がクソ(主張はあっても、その根拠は希薄、判断材料となる客観的情報に乏しい)だという事と、内容が保持されない事(前日のものは消滅:これは有料時には変わると思うが)ただ、新聞のようなものを今までと同じように読む事ができるという事で、産経新聞HDは一度ダウンロードして試してみるといいだろう。
- あと、広告面は消されている。地域の特売情報とか、チラシも入れた方がいいと思うが、そこまでは大部分の広告が消されている以上、広告主との契約を新たにしないといけないようだ。
- 内容がクソレベルと言うところについて
- 読んでみると、文学青年が新聞記事を書いてみましたと言う内容と感じる。まるで小説みたいで、権力者の主張の描写が多いので一見リアルに見えるけど、重要なのは、その背景となる情報なんだよね。それが希薄であるために、判断材料にならない。よって、これを見ても、市民として、何も判断ができない。内容が取材不足、伝聞記事にとどまる。情報分析のシステム化が出来ていないと感じる。
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- 産経新聞は、科学者の論文の書き方を勉強した方がいい。今のままだと「お前の主張なんて誰も聞きたくはない、必要なのはデータだ」と言われるがオチの記事だから。新聞と科学論文の違いは、データ(客観的情報)を普通の人に分かるようにする事だ。それができれば、二流にランクアップ。その上で、読んでみて新しい視点が生じる記事であれば、一流にランクアップ。そんな感じ。今のままだと三流のゴミね。
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- iPadという新しいメディアが登場したのだから、「紙面の都合...」がなくなった分、そういう事をやろうと思えばできる筈。つまり、言い訳はできない。市民に対する誠意が産経新聞にあればだけどね。(内容のレベルの低さを見ると、ありそうにないけど...)今の産経新聞の記事の現状は、市民に客観的な情報(ニュートラルで詳細な情報)を充分に与えず、その上で自分達の主張を伝えるという。特定の主張を伝播させる内容になっている。市民に自発的に物事を判断させると言う報道の大前提が出来ていないので、ジャーナリズムとは言えない。何かの主張を通す為の道具みたいな感じに見える。この状態を主導している「何か」があるのか、それとも、単に記事のレベルが低いだけなのか良く分からないが、とにかく憂慮すべき内容の記事ではある。
2.iPadで音楽を聞く
- スピーカーがモノラルだがBGMとして聞けるレベル。チョット音が曇っているが、聞けないレベルではない。屋内であれば充分な音量が出る。今は、iPadでBGMをならしながら、このblogを書いている。操作性は、ほとんどPC版と似ている。だが編集機能が殆どない。イコライザ調整とか、
レート調整とか、そういう編集系の機能がない。ただ、ボタンを押したら素早く音が出てくるので、そこは凄い。ウォークマンが登場してから、スピーカーのあるオーディオ機器を外に持ち出す事はなかったが、iPadの登場でそれが変わる。スピーカーがある程度音量があるので、iPadを鳴らして、皆で聞くと言う事もできる。その内、カラオケソフトが出てくるかも...