SKY NOTE

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Mac mini 2009のメモリ増設の仕方

メモリ増設が難しいといわれるMac mini 2009。失敗してケーブルを切ってしまうと、壊してしまうリスクがあるので、なかなか踏ん切りがつかなかった。でも、1GBだとメモリが足りず、何をするにもレインボーサークルが出てくるので、増設する為の情報を探していたら、YouTubeで素晴らしいビデオが公開されており、それを5回くらい凝視してからメモリ増設したら、意外なほど楽にできた。ネットでは、無線LANのアンテナがとても外しにくく硬いと言われていたが、実際にはフックの部分を指で押し込めば簡単に外れた。百聞は一見にしかずなので詳細は以下の記事に紹介されているビデオを参照の事

0.下準備

  • データバックアップ(重要ファイルのバックアップ)
    • 1.FEPの辞書(漢字変換ソフトの辞書:自分はかわせみ、大半の人はことえりかな)
    • ユーザーライブラリ/kawasemi/Dictionaries/個人ユーザー辞書
    • 2.Bookmark(ブラウザのブックマーク)
    • ユーザーライブラリ/Safari/Bookmarks.plist
    • 3.Mail
    • ユーザーライブラリ/Thunderbird/
    • 4.Stikies
    • ユーザーライブラリ/Preferences/com.apple.Stickies.plist
    • ユーザーライブラリ/StickiesDatabase
    • 5.Widgets
    • ユーザーライブラリ/Widgets
    • 6.Preference(Preferenceフォルダを丸ごとコピー)
    • ユーザーライブラリ/Preferences
    • 各種ユーザーデータやアプリケーション
      • 重要なフォルダをリストアップしてバックアップ、自分はDVD-Rにバックアップしたので、動画ファイルなどはでかくてバックアップできず、なくしてしまうと復帰できないような写真やテキストデータや資料などを主にバックアップした。あとはよく使うアプリケーションも。
  • 用意するもの
  • ・メモリモジュール(今回は2GBのDDR3 SO-DIMM PC8500を調達)
  • ・細いプラスドライバー(太いのは使えない)
  • ・マイナスドライバー(特定の端子を外すため)
  • ・コテ(Mac miniをこじ開ける為に必要)
  • ・タオル(本体を傷つけないように下に敷く)
  • ・静電気が発生しないようにMac miniの金属部分に触っておく。
  • (電位を一致させる) 

1.Mac mini 開封、これが結構硬くて大変。

  • Mac mini / Early 2009」の開封方法(0415) 
  • カバーの隙間にいれる時に本体を傷つけないようにびくびくしながら爪を外すこと15分くらい...カバーを外すと、ドライブユニットが現れる。

 
2.ドライブユニットを外す。ケーブルの細い部品が多いので慎重に...

  • Mac mini / Early 2009」のドライブユニットを外す(0416)[4分33秒]
  • ここが本番とばかりドライブユニットの周辺にある三角形のLANアンテナの下部の爪を指で押しながら外す(参考ビデオ参照の事)、温度センサ、よく分からないコネクタを外し、ドライブユニットの四隅のねじを外す。結構細いネジなので大きなドライバーは使えない。できれば磁力のあるドライバーがあると便利。(ネジは4本あるが、DVDドライブベイの右側にあるネジだけが大きい)そして、ケーブルを固定しているテープも外す。これを外さないと、ドライブユニットを外す時、テープがケーブルを引っ張って断線する恐れがあるので、これも外し、その後、ドライブユニット周辺にケーブルが引っかかってないか慎重にチェックし、ドライブユニットを外す。ドライブユニットは、ファミコンのROMのように様にマザーボードに繋がっているが、硬くなく意外と軽く外れた。これでメモリ面にアクセスできる状態になる。

 
3.メモリの交換 奥まできちんと差し込もう。

  • Mac mini / Early 2009」のメモリ交換(0420)
  • 動画にあるように爪を外し、結構簡単に設置できる。自分は奥まできちんとメモリをいれなかった為、1回目は認識されず、2回目にやっと増設ができた。よって、きちんと奥まで押し込む事。その為には、コネクタがどれくらい設置面に沈んでいるのか、このビデオで確認するといい。

 
4.ドライブユニットを元に戻す。

  • これが結構大変だった。DVDドライブベイの右端の長いネジがなかなな上手くハマってくれないのだ。中の穴の中で斜めにズレてしまう。この対処法は、ドライブユニットを本体に設置する前に、予め、穴の中にねじを入れておく事で簡単に対処できた。よって、ネジは予めドライブユニットのネジ穴に入れて、それから本体に設置すると楽にドライブユニットを固定できる。ファミコンのROMを指すように固定したら、温度センサ、よく分からないコネクタ、LANアンテナを、それぞれ固定する。三角形のLANアンテナは、コネクタの爪を押しながらはめ込む。他は、指せば良かったり、元の位置に押し込んだりすれば簡単にできるはずだ。ただ、デリケートな部品なので慎重に扱う事。

 
5.動作チェック

  • 本体のカバーをもどす前にディスプレイとマウスを接続し、メモリの増設状況を確認する。メモリの量が増えていたら、増設成功!カバーをはめ込み、増設は完了する。

 
顛末

  • 大体、自分は1時間ほどかかった。その前のバックアップ作業にはてこずった。下準備のバックアップに6時間以上かかった。ファイルの整理に2時間、DVD-Rにコピーしようとしたら、データフォークがないと言われてコピーできないと言われ、問題のあるフォルダを特定する為にDVD-RWを使って、フォルダを一つずつコピーし、データフォークのないファイルのあるフォルダを特定した。その結果、ライブラリフォルダにそれがあったことがわかり、ライブラリフォルダの中で重要なファイルのみをピックアップしてバックアップする事にした。他にもDVD-Rにコピーする時にフォルダがアプリケーションと認識されて、コピーされなかったりした。対処法はコピーするフォルダをリスト表示にし、そのフォルダを階層を展開しながらDVD-Rのフォルダに入れると2回か3回に一回くらい、アプリケーションと認識されない状態になる。(アイコンの形状で確認できる)あとはディスクユーティリティで修復するのだが、これは効果のある時のない時があり、有効かどうかよくわからない。最も難しいと思っていた分解作業は、それほど大変でもなく、それよりもデータバックアップの方が遥かに大変だったのには辟易とした。

 
効果 メモリ1GB→3GB(既存の1GB+2GB)

  • メモリ1GBから3GBにしたら、レインボーサークルを見る事がめっきり少なくなり、ディスクの音もあまりしなくなった。ただ、3GBでもブラウザーを使い続けていると、メモリを8割使ってしまう事があるので、3GBで大幅に状況は改善したが、今度増設する時には8GBにすることが望ましいと感じた。

 

  • Safari:ウィンドウを沢山開いてもレインボーサークルが出なくなった
  • テキストエディタ:文字入力がスムーズ。辞書登録もスムーズ
  • ・セコンドライフ;スムーズに歩ける。フリーズしなくなった。
  • ・Finder:項目数の多いフォルダを開くと重くなる事があったが、それがなくなった。
  • ・OS:全体的にスムーズ。待たされない、引っかからない。

 
自分が増設したメモリはコレ↓新品が5450円(2010.5.3現在)結構高くなったな〜

  • DDR3 PC10660 4GB SODIMM   DDR3 PC10660 4GB SO-DIMM×2(8GB)
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