SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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Macユーザーである事

昔、Macユーザーであることがバカにされていた時代があった。でも、その事に全然恥じる事はなかった。なぜなら、Macが優れているという事は明らかだったから。肩身が狭い想いをしていたが、いいOSである事は明らかだった。だから高くても買った。なぜなら、それ以外は使う気もしないほどライバル(Windows)が劣っていたから、要するにいいものを使ってしまうと、それ以下に耐えられない訳だ。
 
そんな肩身の狭い想いをしていた頃、NeXTとAppleが合併してジョブスが帰ってきた。「ヤッター帰ってきた。お帰りジョブス」という様に私が喜んだのは言うまでもない。そして、iMacが登場したとき「勝った」と思った。これは何に勝ったのかというと、革新という意味で明らかに見た目で分かる勝利を勝ち取ったという意味だ。
 
そこからAppleの快進撃が始まった。iMacが登場した頃、スケルトンの雑貨が増えたり、単にコンピューターだけでなくカルチャーにまで影響を与えた。そういう人のスタイルを変えてしまう魅力がAppleにはあるのだ。そういう魅力の点でiMacの時に「勝った」とも考えていた。それを友人に話したら「何が勝ったんだか」と笑われたが、要するに人々に対する影響力の点で勝った訳だ。それがあるのとないのとでは、発言力が全然違う。
 
Appleがパソコンのシェアが小さいながらも、無視できない存在として注目を浴びるのは、そういう革新性や魅力を常に持ち続けているからである。よくそういうものをブームだと笑う人達がいる。だが、彼らは変えたのだ。事務用機器でしかないパソコンをカッコいい家具や雑貨にまで昇華したAppleの功績は大きい。そういう文化への影響を軽視するのは、私は違うと思っていた。要するに文化的影響力というのは侮れないのだ。無視できない強さがある。
 
Macユーザーである事は、パソコン業界の先陣を切るという事であり、プライドを持っていい事だと思う。過去には、そのプライドが挫けそうになるほど厳しい時代もあった。だが、そういった時でも廃れないで残ったのは、やはり、文化的な魅力があったのだと思う。私の様な猫型人間は、犬的思想で作られているWindowsは大嫌いなのだ。「なんで俺様がお前の言う事を聞かんといかんのじゃWindows!」という輩はMacを買った方がいい。君はMac向きだ。そうやって、いつもMacを拡販しようとしているのは昔と変わらなかったりする。