SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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裏切り者は切るべし

味方のフリをして、実際には敵という奴がいる。なぜか前に進めなかったり、巧くいかないとき、そういう人間を仲間から外すと、嘘の様に前に進む事がある。要するにそいつが邪魔しているから巧くいなかった訳だ。ここで言う邪魔している奴って何のことを言うかというと、自民党のことを言いたいのだ。
 
この国で国民の思う通りに行かない事って何が原因かというと、自民党という政権の存在が原因なのだ。国民よりも組織を優先する。企業や業界のエゴばかりが通り、国民の利益にならない政策が実行される。企業は近視眼的だから、自分自身のクビすらも絞めていく。例えば車、車という道具は金食い虫だ。この金食い虫を養える賃金を国際競争の名の下に払わなくなった日本の企業は、結局、車が売れない社会を作って自分自身の首を絞めている。経団連の意見を聞いていると、長期的にやってはいけない事ばかりで辟易とする。まるでアメリカ人のようだ。
 
この傾向が顕著になったのはアメリカ型経営を導入し始めた頃からだ。それまでは、経団連と言えど、長期的な展望を持って堅実な提案をしていた様に思うが、アメリカ型経営を採用し始めて以降、非常に近視眼的で後で駄目になる事ばかり喋る様になってこれで大人なのかと思うくらい幼稚な意見ばかりを言う様になった。先が読めていれば、後々苦しくなる事を平気で言う様になったところが間抜けすぎる。それに対して比較的まともなことを言っているのが、経済同友会である。同じ経済界でも、経済同友会ニュートラルな主張が出来ている。
 
その度に聞くのが「国際競争」率直に言って、「陳腐化競争」と言っていいものだ。労働市場を陳腐化し、消費者市場を陳腐化する。その代償として株主に還元し続けるが、最終的にその株主にすら、利益を還元できるかどうか怪しくなっていく方法論だ。要するに市場全体を陳腐化して壊してしまう。結局、労働者の賃金が市場を形成しているのだ。だから、それをケチると、結果として市場も陳腐化する。
 
要するにケチな競争をしている。昔のソニーみたいに新しいものを作って競争なんて事はしない。とにかく短期的な売り上げが重要で、その為にあらゆる妥協がされる。その妥協の結果、市場が陳腐化し、それが結果として経済を悪化させる。結局自分で自分の首を絞めて、その責任を従業員に負わせ、問題の根源を作った張本人達はのうのうと椅子に座っている。そして、そういう連中の意見ばかりを聞く様な政権。そんなものは切って捨ててしまえというのが私の意見。その連中は、裏切り者だから。
 
裏切り者を切った瞬間から、一行に進まなかった事が進む様になったりする。だから、切るべきなのだ。