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通信速度24Mbpsの「Bluetooth 3.0」発表!

通信速度24MbpsのBluetooth 3.0が策定

データ転送を高速化した「Bluetooth 3.0」発表

 
BlueTooth 3.0規格が発表された。通信速度が従来の3Mbpsから24Mbpsとなり、従来のモノよりもさらに低消費電力になったという。製品は9〜12ヶ月後で来年の1〜4月には登場する事だろう。
 
「24Mbpsだって、そんなもの大した事ない」と思われるかもしれない。無線LANだと802.11nなどで100Mbps越えをしているご時世に24Mbpsとはいかにもチープではないかと。だが、それは違う。なぜなら、Bluetoothは消費電力が低い規格だからだ。知っている人は知っていると思うが、要するにヘッドセットやワイヤレスヘッドフォンの様な少ないバッテリーで長時間使用する為の通信規格なのだ。それが3Mps→24Mbpsになって何が良くなったのか?それは従来の3Mbpsでは、圧縮しなければ綺麗な音声が転送できず、若干のタイムラグが生じていた。また、圧縮しない場合は大幅に音質を落としていた。しかし、それが24Mpbsになった事で圧縮しなくてもよくなり、音質のいいヘッドフォンやヘッドセットが出来るようになる。そして、もちろんタイムラグもない。だからセリフが微妙にずれてイメージが損なわれてしまう事もなくなる。
 
これはネットコミュニティにおいても同じで、会話がスムーズに行なわれる為にはタイムラグはない方がいい。つまり、今までよりも自然なコミュニケーションが出来るという意味で24Mbpsという数値は素晴らしいと言える。現在Bluetooth3.0に対応していない機器でも、早晩、USBポートからBlutooth3.0の信号を出せるレシーバーが出る事だろう。現在でも圧縮の音質劣化やタイムラグを防ぐ為に独自規格の無線通信技術を使ったヘッドフォンはあったが、それらはbluetoothタイプのものに比べて高価であった。だがBluetooth 3.0になることで、それらと同等の性能を持った製品が安くなる事だろう。
 
つまり、ヘッドフォンが普通にワイヤレスになる時代が到来する事になる。
 
オーディオファンの私から言えば、音質が向上し安くなるという点で重要だ。また、これにより、バーチャルワールドによる音声チャットも快適になる事だろう。会話や音楽の質が向上し、今まであったケーブルが消える。そういう音声機器が使えるという点で画期的だ。
 
Bluetooth2.0が3.0になると
・音質が良くなる(圧縮しなくていいから)
・タイムラグが生じない(圧縮しなくていいから)
・高音質なワイヤレスヘッドフォンが安くなる(独自無線技術を使わなくていいから)
 
音質が良くなってタイムラグもなくなり、ワイヤレスにしてもユーザーが失うものがなくなるため、従来のものよりも需要が大幅に拡大すると見ている。それはとりもなおさず、量産効果によって安くなる事も意味する。その結果、ヘッドフォンからケーブルが消えるのが当たり前の時代がくる亊だろう。そういう意味で大きなターニングポイントになるのではないかと思っている。
 
「ケーブルよ さらば!」
「goodbye cable!」