1.ゴールを設定
- 例:2050年までに温室効果ガスを一人当たり1トン以下にする事
2.ゴールにたどり着く経路をゴールから逆算していく(時間的制約)
- 例:2050年に全ての国が温室効果ガス 1トン/人でなければいけないという亊は、発展途上国もそういう状況になっていなくてはいけない。先進国の技術に途上国が追いつくのに最低でも20年かかるだろう。
- 1.先進国は2030年までに温室効果ガス1トン/人を達成していなければいけない。
- 2.その20年後に途上国も追いつき2050年に達成している。
3.条件に合う選択肢を調べ上げる。
- 2030年までに先進国で、しかも、途上国にスムーズに移管できる種類の技術を使って温室効果ガスを1トン/人を実現する。この段階で原子力発電は消滅する。なぜなら、これに頼るシステムを世界標準にしてしまったら核の拡散を許す事になるから。そこで、広められる技術を用いて、温暖化を防ぐという亊になる。
4.条件に合う、更なる条件を設定する。(階層構造が生まれる)
- 1.原子力が使えないとなると、太陽電池、風力、水力、バイオ燃料で賄う亊になる。
- 2.省エネ、省資源が重要になる。
- 1.鉄を減らす
- ・鉄骨のいらない都市 → 電子都市 → 住居は木造建築(木を使う事で炭素を固定化) → 木は燃える → 火を使わないライフスタイルが必要。(阪神大震災は冬だったので火災の被害が多かったが、四川大地震は夏だったので、火の気が少なくテレビで見る限り火災は少なかった。しかし、強度が足りず、潰れた瓦礫と化した学校を見て、学校の耐震化は重要だと思った)
- ・灯油ストーブ → エアコン → 電力消費が増える → ペアガラス・太陽熱
- ・たばこ → 代替タバコ(火を使わない水蒸気タバコがある)
- ・ガステーブル → 電磁調理器
- ・鉄のいらない車 → 電子都市+BNF(バイオナノファイバー:竹などの植物繊維で強化されたプラチック)で出来た車
- ・鉄骨のいらない都市 → 電子都市 → 住居は木造建築(木を使う事で炭素を固定化) → 木は燃える → 火を使わないライフスタイルが必要。(阪神大震災は冬だったので火災の被害が多かったが、四川大地震は夏だったので、火の気が少なくテレビで見る限り火災は少なかった。しかし、強度が足りず、潰れた瓦礫と化した学校を見て、学校の耐震化は重要だと思った)
- 2.プラスチックを減らす → 省資源商品 → バイオプラスチック → 藻類
- 3.燃料使用量を減らす
- 1.鉄を減らす
5.出来たシステムに(SIMCITYの様に)問題をぶつけてシミュレーションをくり返す。
こう言う総合戦略は、縦割り行政の様にセクションごとにバラバラでやっていては出来ない。不可能と言ってもいい。よって、日本にもCIAの様な総合戦略を専門に策定する組織が必要だ。