SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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政権交代を批判する人々へ

政権交代を批判する人々の言っている事は、重箱の隅をつつく様な事ばかりで、その真の意味ををよく分かっていない。日本の政治が、どうしてここまで堕落したのかと言えば、政治に流動性がないからだ。

流動性がないと、本当の意味での競争が促されず、停滞する。言ってみれば、流動性がある事によって進歩するのだ。政権交代を批判する人々は、野党は反対ばかりでだらしないというかもしれないが、そもそも、そういう事が出来るのは政権を担当していないからでもある。

つまり、政権交代を批判している人々の言っている事を改善する為には、政権交代が必要なのだ。目先の亊を考えてしまってはダメだ。その向こう側にある進歩を見るべきなのだ。

外野で文句を言うばかりの野党なのは、外野の地位に甘んじているからで、その地位に甘んじられない状況を作り出す事が必要なのだ。また、与党自民党も利権政治ばかりやっていて、与党の地位を利用した官僚頼みの政治をやっている。だからこそ、官僚をチェックできない。天下り問題などでは言っている事の歯切れが悪い。

それもこれも、流動性の欠落が産み出す停滞が諸悪の根源なのだ。この停滞を打破するのが政権交代なのである。政権交代は宗教なのではない、もしそれが宗教ならば、民主主義そのものが宗教である。

政権に流動性を持たせる事こそ、民主主義政治の本流であり、長期安定政権の存在などは、むしろ亜流なのである。