SKY NOTE

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挑発の仕方

挑発の仕方

挑発と言っても、人を落としめる挑発ではなく、人にやる気を出させる挑発である。

1.挑発が有効なタイプを見分ける
挑発が有効なタイプは、挑発されても反発できる覇気のある人間である。出来れば単純な人間の方がいい。複雑な人間はこちらの意図を読み取ってしまう可能性があるし、覇気のない人間は、その挑発を真に受けてしまって元気をなくしてしまうことがある。故に人の気質が読み取れない鈍感な人間は、挑発をするべきではない。

2.挑発できる状態か見分ける
例え、覇気があって単純であっても、調子の悪いときがある。そういう時には挑発してはいけない。逆効果になる。

3.挑発に失敗したら、すかさずフォローする。
1と2をチェックしてやったとしても、相手がしょんぼりしていたら、失敗したと思って方針を180度転換しなければいけない。この状態にならないように、自分が鈍感だと思ったら、最初から挑発などしないようにするのが得策だ。

私は、友人の力を引きだすために挑発を用いることがある。挑発に効果があるのは、相手のコンプレックスだと思っていることと、自尊心を若干傷つける事であり、その傷を修復しようとする反発力を利用するのだ。ある意味ワクチンに似ている。ワクチンは弱小の病原体を入れることで体に抗体を作りださせる方法である。そういう意味ではワクチンとは、体の抵抗力に対する挑発とも言える。だが、失敗する挑発とは、弱小の病原体ではなく、強力な病原体を放り込むことに等しい。つまり、体に抵抗力を産み出すどころか、病気になってしまう結果を産み出すのだ。

だから、そういう心のさじ加減が分からない人間は挑発をしてはならない。相手の心に対する洞察力があってこそ、挑発は出来る。だから、鈍感な人は真似をしてはいけない。相手に対する感性が充分でなければ、そういう事をしてはならない。故に友人に対して私はそういう事をする。(失敗した時の絶交を覚悟してそういう事をする)

そういう意味で挑発は難しい。だが有効に活用するとワクチンのように相手を強くし、状況を切り抜けさせる力となる。だから、私は挑発という方法を使うが、リスクの多い方法でもあるので、軽々しくは使わない。

4.最後に絶対挑発の材料にしてはいけない事
人が一番大切にしている夢とか希望とか、そういうものは挑発の対象にしない亊。そこからちょっと外した所、副次的な要素を挑発の材料にする事。なぜなら、人の尊厳のコアというべきものを傷つけてしまうと、修復不可能な問題になる恐れがあるため。つまり、修復を前提とする挑発にならなくなる。