SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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原油バブルが弾けている

原油価格が下がっている。先物全般にわたって下げており、ニューヨークの株価が上昇している事から、先物から株式への資金移動が起こっている。

NY原油先物値動き
http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/main.htm

主要先物市場の値動き(ローソク表示:黒いのが値下がり)
http://www.fuji-ft.co.jp/chart/index2.htm

特に原油の動きは、下げがきつく、急降下と言っていいレベルにある。資源価格が下がる流れが始まったが、それで安心するのではなく、これまでの上昇は未来を先取りしたものだと考えるべきだと思う。原油が高騰すると、物価が上がり、漁業が採算割れを起こすなど、社会全体に渡って問題が波及する現実を私達は目の当たりにした。この原油下落は、小休止に過ぎないと見て、時間が与えられている間に、社会全体を省エネ化するべきだと思う。新興国(中国・インド)の需要が高まっているのだから、バブルが終わってもじりじりと値が上がるのは必定。それも、バブルじゃない値上がりは急落はあり得ない。値段が需要によって裏付けられている確固としたものだからだ。

1.漁業については流通改革が必要
漁業においては、流通業者の強すぎる立場を是正し、利益配分を27%から農業と同じ43%に上げるべき。そうでないと再び、原油が高騰したときに同じ問題が起こる。大体、27%という数字は低すぎるし不公平である。流通業界は、流通コストを下げる努力をするべきである。今まで27%という低すぎる数値に甘えていたと感じる。流通はあくまでも脇役、主役級の利益をむさぼってはいけない。

2.灯油を減らす
灯油などの需要を減らす為にペアガラスの普及に長期無利子融資をするべきだ。

3.ガソリン・軽油を減らす
ガソリンや軽油を減らす為に車の電気自動車化を促す為に車検など車のコストに関わる部分を今以上に優遇するべき。

4.プラスチックを減らす
プラスチックを減らす為に、ローパッケージを心がけ、ドイツの様に過剰パッケージに税金をかける事を考えた方がいい。また、容器が必要なくなる様な詰め替え用製品をもっと増やした方がいい。家電製品も、薄くしたりコンパクトにしたりして、小さくまとめる事が大切だ。Mac miniの様なパソコンを増やすべきだ。

5.電力を減らす
日本の石油火力発電量は、970億kwh(2004年)です。それに対し、照明は日本の全消費電力の22%を使っていて、約2100億kwhです。外国に比べて日本の照明は異様に明るく、無駄だという話です。そこで電気を減らす為に無駄に明るい日本の照明を暗くするべきだと提案します。夜間照明(夜間専用の暗い照明)の普及と、調光できるタイプならば、今の明るさよりも半分にするべきだと思う。こまめに消すよりも明るさを減らした方が効果的だ。蛍光管を片方外したり、一段暗くなるモードにしたり、照明が必要ない場所ならば全部外してもいいのではないかと思う。照明を暗くしても、瞳孔が開くので、さほど暗いとは感じない。猫をイメージしてもらえると分かると思う。あれと同じ機能が人間の目にもある。暗くしても何も問題はない。むしろ、夜間に明るすぎる亊で睡眠障害などになりやすく、害が多い。また、壁や天井が白ければ、照明を壁に当てて間接光にするのも効果的だ。間接光はあまり暗く感じない効果がある。私の部屋も間接光だったりする。鉛筆を持った手の影がなくなると言えば分かりやすいと思う。間接光は、暗くても明るく感じて、光も柔らかいのでオススメ。省エネで快適になる。一石二鳥である。うちの場合、それに加えて昼間用の照明と夜間用の照明を切り替える事で、エネルギー消費を減らしている。

次にくる原油高騰は、バブルでない奴が来る。そうなると、今回の様に下がる事はない。時間(チャンス)が与えられたと思って、今の内に対策を急ぐべきだ。