SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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21世紀の都市にはコンクリートシティはいらない。

日本人1人あたりが出す温暖化ガスは一人あたり10t程度、これを2050年の世界人口に当てはめると90億人×10トンで900億トン、地球が吸収できるのは120億トンがせいぜいなので、最低でも今の1/7.5くらいでないとだめで、減らす事を考えたら、一人あたり1トンがのぞましい。

そう考えると、コンクリートで出来た都市は作れない。ではどうするかというと、都市は電子都市にする。お店も仮想店舗、オフィスも仮想ビルの中、そうしないと、一人1トンなんて無理。

21世紀に必要なものは人が住む住居とバイオ資源生成プラントや工業およびリサイクル工場などが必要になってくる。電子化したら、その電気で温暖化ガスを出す言う人もいるようだが、それは統計データをよく見ていないか半導体の事がよくわかっていない人。

レーストラックメモリーなどが実用化されれば、ハードディスクなどのメカニカルディスクは消滅し、2010年以降になると、無線LANで情報が行き来をする様になる。パソコンの消費電力はプロセッサーの処理能力のみが大きくなるが、これもまた、技術革新でどんどん消費電力が小さくなっていく、昔、電卓がどんどん小さくなっていった様にパソコンにも同様の変化が訪れる様になる。

立体テレビには、普通に目で見るのと同じくらいの解像度の立体映像が広がり、その立体映像できた都市の中であらゆる商取引が電子化される。このことによって、紙による決済が激減し、その事によって、事務職がオートーメーション化される様になる。つまり、自動販売機の様になる訳だ。

よく、経済学者が日本はこれから人口が減っていくから、移民を受け入れなければいけないと言っているが、それが将来の技術革新が分かっていないで、従来の人海戦術的な社会が継続すると思っているから。しかし、実際には、コンクリートを大量に必要とする都市を造る事は出来なくなったり、大量生産大量消費が出来なくなったりするので、基本的に労働力はそれほど必要のない社会になるのである。

働かなければいけないというのも、国際競争だというが、実際には自然エネルギーやバイオ資源の開発などを通じて、資源やエネルギーの自給が可能になり、尚且つ、食料自給率も改善するように農業の合理化を進めれば、結果的にはそれほど国際競争力を維持する事にこだわらなくても良い状況になるだろう。

要するに古い人は新しい事を何も知らないので、間違ってしまうのである。でも、権力は、彼ら古い人達にあるというのが問題。彼らに最新の社会というものを伝えないといけない。