SKY NOTE

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RaceTrackMemory : 10年以内にハードディスクはなくなる?!

IBM、電流で磁区を動かすメモリ技術「racetrack」
〜HDDやフラッシュの置き換えを目指す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0411/ibm.htm

2018年までに夢のメモリが登場する。このメモリが登場すると、ハードディスクはもういらない。壊れるハードディスクを使わなくていいという事なのだ。

構造はまるでストローに気泡をいれた様な感じで、その気泡のあるなしで、情報を記録する様な感じである。

一つの記憶素子に10〜100bit記録できるという事なので、要するに4Gbitのメモリーがあったら、最大で400Gbitになるという事である。しかも電源を切ってもデータが消えないので、省電力で、しかも高速大容量。

この技術が実用化されれば、パソコンの消費電力は下がる。サーバの消費電力も設置スペースも節約される筈だ。コンピューターで沢山電力を消費する部品はディスプレイとプロセッサだけという事になる。サーバは常に電力を消費するが、このメモリが登場すれば、使っている時だけ電力が消費される事になる。

情報の検索も今よりも早くなるだろうから、リアルタイムな認識技術に貢献するだろう。それはつまり、脳の様なコンピューターが出来る可能性が出てきたという事。膨大なデータを高速に比較類推する事が出来れば、人間の様に考えられるコンピューターが出てきてもおかしくない。

ハードディスクは大容量だが、プロセッサに比べてデータの読み書きが極めて遅い。だから、情報もある程度絞り込んで、その中で計算する様な形になる。しかし、今回のメモリーが実用化すれば、そういう絞り込んで計算するという面倒な事よりも、データそのものから、瞬時に比較するという芸当が出来る。コンピューターに「直感」を教えられるかもしれない。

アトムは近いなハードウェア的に。ソフトが問題だけど。