SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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人に騙される人は自己中心的な人

私が人の心を読む時、その人の行動パターンから、考え方を類推し、そこから予想する。つまり、相手のものさしを使って、相手の行動を予想する。しかし、人に騙される人というのは、その相手のものさしを使って判断するところを、自分のものさしで測って考えてしまう。これによって間違える。

例えば、小泉の行動を見てみよう。あの男は、自己の利益を、社会の利益に見せかけて、人々を騙し、権力を得て、それを自分のために使う。それが、あの男の生き方だ。つまり、自分の利益を、公の利益のように見せかけることで、成功してきた人間なのだ。

郵政民営化の時、既得権者を破壊するという名目で彼は権力を得た。その権力を誰のために使ったのかというと、アメリカと富裕層だ。基本的に、あの男は強者の側の人間であり、今回の選挙でも、脱原発と言って敵を設定して、自分を正義の味方のように見せかけ、その背後で国家戦略特区のような日本奴隷化計画を、あの竹中平蔵と一緒に画策しているんだと思う。なぜ、そう考えるのか、それは、もし、彼が本当に改心したというのならば、脱原発のみならず、国家戦略特区にも反対したはずである。彼が改心するということは、強者の側に立つのではなく、弱者の側に立つことだ。しかし、彼は国家戦略特区を否定していない。つまり、未だに彼は、強者の側の人間であるということなのである。

ここで、小泉の言葉にダマされる人は、自分の善意のものさしで小泉という悪党を見てしまっているのだ。その人間を理解するときには、その人間の使っているものさしで推し量るべきなのに、彼らは自分勝手にも善人である自分のものさしを使うことで、相手を間違った目線で見てしまっているのだ。コレが、人に騙される人が自己中心的だという理由である。要するに他人を自己のモノサシで見るという自己中心性が、認識の誤りを生み出し、ダマされるということだ。

他人と自己を分離して、そして、別個の存在として認識できる分別ある人ほど騙されにくい。それは、個々の違いを客観的に認識し、判断できるからだ。自分の善意の思い込みは、結局のところ、自分中心の発想(勝手な思い込み)によるものだということに気づかないと、何度でも騙される。そして、その自分の浅はかさ、自己中心性によっておきた問題を、そうでない皆も含めて尻拭いすることになる。

それで、奴隷のような労働条件になってしまったら目も当てられないのだ。でも、そう言う自己中心的な人間は、自分の正義を疑わないし、他人のモノサシで他人を測るという基本的な事も出来ないので、何度説得しても、常に自己中心的なモノサシの中をくるくる回っているので、他人の悪のモノサシの存在に気づかないのである。


選挙の撮影をした経験から言うと、群衆の量は、浮動票に比例するが、組織票とは比例しない。組織票は、群衆ゼロでも入る。小泉が集めている票は、そのほとんどが浮動票、それで宇都宮さんと同程度か、それ以下、つまり、脱原発で勝てる候補というのは、社民党共産党の組織票と浮動票を併せ持つ、宇都宮さんとなる。よって、勝つためにということで細川・小泉に流れた人が投票するべきなのは、宇都宮さんということになる。それでも、舛添の組織票200万票に届くか届かないかというくらいなのである。そういう意味では、若者にもきちんと投票に行ってもらいたいと思う。

舛添 :女性問題で組織票止まり、浮動票は、ほぼゼロ
宇都宮;社民、共産の組織票+浮動票(人望によって票が伸びている)
小泉 ;浮動票のみ(伸びが冴えない、多くの人にとって小泉は胡散臭いようだ)