SKY NOTE

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ゆとり教育で中学の世界史が吹っ飛んでいることを知り驚愕する

ネットで表現の自由をバカにしているコメントを読んで、なんで、民主主義の重要な基本要素を彼らは馬鹿にできるのかと疑問に思い、調べてみると、ゆとり教育で、世界史が選択科目になり、全く学習しないで大人になった世代が存在する事を知って、その事実に驚愕した。

世界史が分からなければ、戦時中のヨーロッパの言論統制の事も知らないわけだし、物心つくときには冷戦が終わっていた世代は、東欧諸国の言論統制も知らない、世界史がここまで削られているということは、日本の近代史もかなり削られているのではないかと思う。ある意味、世界中で言論統制が行われ、その度に人々の自由が奪われていった歴史を全く知らない世代がいる。

日本の歴史の言論統制よりも世界中でそれが行われていた事を知っている方が説得力あるんだよね。そういうもんなんだなって、喋るって大切なんだなって分かる。しかし、それを全く学んでいない世代、ある意味、白痴の世代といってもいい。この程度の教養では、恐らく民主主義の基本も全く理解できないだろう。だから、TPPの事を説明した所で、基本的な権利に関する知識のバックグラウンドがまったくない彼らがそれを理解することが出来ないというのも頷ける。スゲーなゆとり教育、バカ製造機じゃないか、ゆとり教育が終わって、原発問題に高校生が来ているのってよく分かる。20〜30代は、数えるほどしか来ないのは、彼らに、それが重要だという基本的な知識がないからだと分かる。

恐るべし、ゆとり教育、とゆうかマズイはコレ。気づくのが遅かったと感じる。彼等にTPPの問題を教えるには、まず世界史、フランス革命(近代民主主義)から産業革命(労働基本法)、その技術力を背景にした列強の帝国主義植民地主義)あたりを教えないといけないということに気づく。世界の人々が自由を手にするまでの血の滲むような努力の歴史を知らなければ、TPPがいかに、その権利を侵害するものなのかということがわからない。教育がないのって、ダメだな、最悪だよ。彼らに罪はない、教えるべきことを教えなかった世代の責任なのだ。でも、すごい事やらかしてしまったものだな、取り返しがつかない。世界の歴史って、自由への闘争の歴史でもあるわけで、自由の価値が、その闘争の歴史からわかるというのに、それを知らないなんて、本当に酷いと思う。