SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

デスノート リライト2を見た

冒頭に出て来るLは相変わらず投げやりな調子、死んじゃった後だからどうでもいいかって感じ。でも、まぁ「また会えて良かったよL」

思えばLの人生って、孤独と正義って感じだったと思う。そう思うとバックの黒とLの人生がシンクロしている様にも思える。彼の人生には色がないんだなこれが。白と黒だけ。黒い悪の中に白いシャツを着た正義がいるって感じだ。

二アが月と電話するシーンで、あれは新宿NSビルだろって思った。巨大な時計のあるビルだ。このビルは昔、友達と話をしたビルだったって亊は覚えている。その友達とは、その後、意見が合わず絶交した。相変わらず私は社交性がないと思いつつ、個人的には、「あそこかぁ」と思った。というわけで、色々な意味で、あの時計が出てきた時は「おおっ」と思った。前回のリライト1でも、新宿NSビルの様な吹き抜けのあるビルでLとライトが会っている。あの大きな時計が運命を感じさせるようで面白い場所だ。デスノートのイメージに合うのかもしれない。二つの運命の対峙する場所として。

デスノートを見ながら過去を旅している様な錯覚を感じながら、ストーリーが続いていく、最後のシーンでLは出てこなかった。もはや幻は見なくなったという事か?サブタイトルが「ヒーローが見た夢」なのだが、誰がヒーローかと言えば、月かな。月の見た夢は独裁者の夢なんだよね。昔から続いている。善かれと思ってする事が常に正しい訳ではない。言葉を現実にするノートを手に入れた月は、ノートの魔力に負けた。ノートが持つスーパーパワー(権力)に人生を翻弄されたと言っていい。二アやメロは、それと対峙する。二アやメロがデスノートの魔力に負けなかったのは、理想の世界よりもメロは二アを倒す事、二アは月のクレイジーな理想を挫く事だったように思う。

二アやメロには、世間がどうこうという事は興味がないかもしれない。見終わって印象的だったのは、Lのセリフで「お化けですかね...」から続く、意味深な言葉。「人の気持ちが一つもわからないのに、のうのうと人間のふりをしている。おなかが空いたこともないのにご飯を食べる、興味もないのに勉学にいそしむ、友を愛した事もないのに友情を育む」そして、L自身が自分をそういうお化けだと言っている。

まぁある意味、こういう事だと思う。人間にとって食べたり、考えたり、友達がいたり、って亊は、とても大事な事だ。ある意味、それが人間らしいと言える。そういうものに無頓着な人間を化け物と言う。つまり、人間ではないという亊だ。

Lは甘いものを食べるが、あれは燃料補給みたいなものだし、考えるのも天才で答えがすぐ出る。友達もいない。Lの友達になれる人間って何だろうなと思う。人間らしい所が尽く欠落しているか異質な存在、それがL。友達って、多分、相手の事が考えられる人間だと思う。音で言えば共鳴するって感じかな。でも、Lみたいな特殊な人間に共鳴する人間って少ないのかもしれない。

Lは楽器で言えばトライアングルかな。他の楽器に比べて、なんだかズレている。どこにも属さない楽器。Lは人の気持ちがわからないのか?と言えば、多分、彼は、こういうだろう。

「私には分かりません」と。

だが、オーケストラの中にトライアングルは存在する。独特の立ち位置だが存在はする。そういうものなのだ。

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