中国上海市場の株価の下落、取引停止(サーキットブレーカー:上海・深セン上場株式300銘柄の平均株価が7%変動した時、取引停止する制度)を受けて、日経平均は年初から大幅下落
中国株で初のサーキットブレーカー 段階的発動で下げ止まらず、
専門家に「再考」必要との声も
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2016.1.4
上海総合指数 3,296.26(-242.92:-6.66%)
日経平均株価 18,450.98(-582.73:-3.06%)
中国市場は、2015年の6月12日の最高値5178をつけてから下落傾向が続いている。今日の終値は、その最高値と比べて36%ほど下がっている水準だ。中国のバブルは今、はじけている最中といえる。今日の相場は、そういう中国相場の下落の煽りを受けた形だ。
上海株価指数
同時に円高が進行しており、中国株安が円買いへの流れとなっているようだ。どうやら中国から逃げたマネーが日本円に向かっているようだ。それと同時に金や銀相場が上がっている。マネーが安全な場所に逃げている最中といえる。
ドル円、120円台だったのが119円台まで円が高騰している。円が強くなるとアメ横辺りの食料品が安くなるので、投資していない人も要注目だ。この円相場は逃避相場なので、逃げる必要がなくなったら、再び円が安くなるかもしれない、中国株価も下落したとは言え、低空飛行で安定している。もし、中国がデフレスパイラルに陥れば、更なる株価下落に陥るだろうが、中国経済は長期的に見れば、まだまだ成長の余地がある為、中国政府がAIIBなどを通じて内需拡大を積極的に行えば、富が循環していき、最終的には再びプラスに転じるものと自分は見ている。今は、株価下落とAIIBによる投資が始まる直前の狭間の下落と自分は見ているので、あまり心配していない。