アンプとスピーカーを使った本格的なオーディオシステムをCDの音質の悪さ(感動しない音)に絶望して放棄して、はや19年、ハイレゾオーディオと安くて省エネの中華アンプというゴールデンコンビの登場により、オーディオを復活させようとしています。スピーカーは、今回は自作スピーカー、高域から低域までフラットに近い理想的な再生能力を持つというTangband W3-881SJFというスピーカーユニットとFostexのP-1000Eというスピーカーボックス買ってきて、ネジでつなげるという自作PCよりも簡単な工作です。オーディオを復活させる理由は、リラックスする事で大幅に体力の浪費が抑えられる事が分かったからです。その一環として音楽によるヒーリング効果を高めるのが目的です。
PC :Mac mini early 2009
D/Aコンバーター:FX-Audio DAC-X3 4000円くらい
アンプ :SMSL SA-S3+(中華アンプ/省エネ)5000円くらい
スピーカー :スピーカー:Tangband W3-881SJF(コイズミ無線)
箱 :Fostex P1000E+8cm板(コイズミ無線)
Tangband W3 881SJFの音(ヘッドフォンで聞くといい、音の傾向が分かる)
スピーカーボックスのFostexのP1000Eの穴は10cmスピーカー用の箱なので、8cmのスピーカーユニットをつける為、秋葉原のコイズミ無線で8cm用のアダプタ板(直径75mm)を購入し、ネジで取り付けて音を出してみました。聞いてみて、音の定位が悪くて、ステレオ感がなく、ガックリしました。エージングが必要だとは分かっているのですが、音が悪すぎるので何が問題なのか分からず、ケーブルが問題ではないかと思い、自分の持っていた20年前のPIONEERのスピーカーケーブル(HPC & OFC HYBRID:6nineのケーブルと通常のOFCを混ぜたケーブル)で検索してみると…
ケーブルの方向性 [Tips]
http://coregar.blog.so-net.ne.jp/2011-08-13
ケーブルの伝送に方向性があるというではないですか、早速調べて見たところ、左チャンネルのスピーカーケーブルの方向が逆だったので治したら、いきなり、音に立体感が出てきたので、iTunesのイコライザ設定をフラットに戻しました。(中高音の指向性の高い音域を強調するとステレオ感が出るが音のバランスがニュートラルからずれる)SAECの無酸素銅6ナインケーブルの方向性も左チャンネルが反対だったので揃えてみましたが、これは音が変わらず、どうやら、PIONEERのスピーカーケーブルは、方向性に指定がある特殊なケーブルだという事で、今までそれを知らずに使っていた。そういえば、オーディオショップの兄ちゃんがそんな事を言っていたような…というのを思い出しました。忘れてました。方向の確認方法は、ケーブルに書かれている文字の流れる方向が伝送方向との事。特に指定のないケーブルは、方向をチェックして作られていないとの事だそうで、そういう事を気にして作られている高級なケーブルしか伝送方向は分からないかも…
スピーカーケーブルが意外とデリケートで、それで結構、音が良くなる事は分かったので、今回は、混ざり物のない、高純度なPC-OCCケーブルのストレートケーブルが欲しいと思ったのですが、既にそのケーブルは生産中止という事で、かわりに見つけたのがオヤイデ電気のEXPLORER-0.75-V2というケーブル、これはPC-OCC生産停止に伴って、それを代替すべくオヤイデ電気が新開発した精密導体「102 SSC」という銅線を採用したスピーカーケーブル、値段も1m518円とお手ごろ価格だったので、これの購入を検討中。
オヤイデ、オーディオケーブル新導体「102 SSC」を自社開発
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140919_667564.html
顕微鏡写真を見てみると外観で違いが分かる。不純物を減らす為にリサイクル胴を使わず、バージンの銅を使い、銅線の伸ばし方から磨き方、練り方まで、全てが破格の丁寧さで作られている。そのこだわりが音に影響するかどうか分からないが、作っている三洲電線というメーカーがアメリカの軍事用通信機器やスーパーコンピューター用の配線材を納入しているという事だから、その技術力は眉唾ではない事は確かなようだ。
密封で高鮮度、精度と撚りを追求。
PCOCCに代わる異例づくめのケーブル導体「102 SSC」とは?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20141202_677251.html
ケーブルの伝送方向を揃えただけで音が変わったので、ケーブルも変えてみたい。今度ヨドバシカメラに言った時にポイント使って買おうと思っている。実際のところ、この銅線を使ったケーブルの音はどうなのかという事で、調べてみると以下のブログが見つかった。
102SSCのRCAケーブルを聴いてみた/ACROSS750 RR V2(OYAIDE)
http://ameblo.jp/10ru-rec/entry-11948749025.html
これはスピーカーケーブルではなくピンケーブルだが、102 SSCを使った場合の音について以下のように述べられている。
- 音のディテ−ル表現が劇的に向上した。低域が肉厚になってエネルギーが増し、躍動感も明からに改善している。オーケストラの変貌ぶり、説得力の違いは尋常では無い。
- フュージョンでは、透明感がアップしたが、S/Nの向上が効いているのが影響しているようだ。S/Nの改善は全ジャンルに渡り大きな影響を与えてくれた。
- 劇伴における静寂の表現力、淀みが結果として晴れたようになるため打ち込み系でも音の形がよく見える。かき鳴らすエレキギターや打ち込みのリズムトラックがスピード感を増してよりカッコ良く映える。
- フュージョンや劇伴では、自然な帯域バランスの効果を感じる。SL-1801のある種個性でもあった中高域のまろやかさ・押し出し感が無くなって、全体的に自然なテイストでまとめられている。一聴して地味に思うかもしれないが、これが本来の音に近いと筆者は受け止めた。
- 奥行きや広がり感はもう一段階上にいった。ディテール描写もレベルが上がり、打ち込みメインの楽曲などは定位の向上も相まって面白い。
以上のコメントを見ると、ダイナミックレンジ、フラットな周波数特性、歪みの少なさによる定位(ステレオ感:立体感)の改善がされていると推測される。かなりベタ褒めな内容。このブログの人は、時たま、音響エンジニアもしているそうで、素人ではない、そういう人が褒める。また、自分が見ても、高品質なケーブルを使うと向上する音質改善傾向が文章から読み取れるので、このピンケーブルと同じ「102 SSC」を使ったスピーカーケーブルを今度、秋葉原に行った時、ヨドバシで買おうと思う。切り売りケーブルなので店頭に行かないと買えないのだ。
でも、このケーブルは1mあたり518円と結構リーズナブルなので、ありがたい。ヨドバシカメラが10%ポイント還元で一番安いが、切り売り商品なので店頭でしか買えない。
スピーカーケーブル
ヨドバシ(切り売り商品なので店頭販売のみ)
Oyaide オヤイデEXPLORER 0.75 V2(100M) [スピーカーケーブル 切り売り 1m単位]
ケーブルの伝送方向が記されている。(写真はAmazonのもの)
Amazonはコチラ(送料がかかる:注文個数が必要メートル数になる)
アンプとDAコンバーター
FX-Audio 同じではないが近い構成の製品でDAC-X5JとFX-202Jがある。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/b4b0c0aec9.html
スピーカーユニット+10cm→8cm補正版
コイズミ無線:Tangband W3-881SJF(2400円位×2)
(売り切れ中、次回入荷は1月下旬との事)
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=77366146
コイズミ無線:10cm→8cm補正版(267円×2)
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=46960254
スピーカーボックス
ヨドバシ(10パーセントポイント還元、送料無料)
P1000-E 1910円×2=3820円
Amazon(10パーセントpt還元中:多分、今だけ、限定個数がなくなるとptなくなる)