音楽機器メーカーKORG(コルグ)とノリタケカンパニーリミテドが、音楽機器向けに真空管を共同開発した。その名も「Nutube」(ニューチューブ)
KORGとノリタケ、オーディオ用真空管を新規開発 省電力・小型化した「Nutube」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/22/news123.html
大幅な省電力/小型化を実現する新しい真空管「Nutube」。コルグが'15年に製品化
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150123_685144.html
従来の真空管に比べ、大幅に省電力、小型化し、搭載製品(アンプやエフェクター)をKORGが2015年中に発売するという。
ノリタケ伊勢電子が真空管と同様の原理による蛍光表示管(VFD)の技術を応用して開発したとの事、従来の真空管に比べ、消費電力は2%以下(1/50以下)容積で30%以下という。
新しい真空管の特徴
消費電力 2%以下(1/50以下)
容積 30%以下
寿命 3万時間(期待寿命)
プレスリリース:音楽・音響機器用真空管 共同開発のお知らせ
http://www.noritake.co.jp/company/press/2015/01/korg.html
真空管アンプは、音がやわらかくて、包み込むような優しい音が出る。言葉で説明するよりも聴いてみると分かるので、YouTubeの動画を紹介する。
- 真空管アンプでPCオーディオ
ボーカルの息遣いがデジタル臭くなくなるというか、音に温かみや生気がこもって、心に響く音になる。真空管は音がいいのは分かっていたが、消費電力がネックだった。しかし、今回のは、それが1/50以下になるとの事なので、非常に期待している。実際に聞いてみないとわからないが、真空管の良さが出ていて、買える値段だったら欲しい。それにしても、最近はオーディオ関連で朗報が多い。LDACやMQAでハイレゾ音源が小さくなってハードディスクのスペース食わないし、ワイヤレスヘッドフォンで聞けるようになるし、アンプは低消費電力の真空管アンプが使えるようになるし、理想のオーディオ環境が実現できそう。オーディオ機器がよくなると、歌のうまい人の曲が売れるようになると思う。そして、音楽にもっとたくさんの人が感動するようになる。それはとてもいい事なんじゃないかと自分は思う。
自分の理想のオーディオ
AAC→アップコンバート→MQAで記録
MQA→USB D/A(24bit/96KHz)→真空管アンプ→小型スピーカー
ハイレゾの情報量と、真空管アンプのエモーショナルなサウンドを掛けあわせるのが理想。従来のAACの曲をアップコンバートして、MQAに記録して、ワイヤレスヘッドフォンやスピーカーで聞く。リモコンはiPad
Audirvana 1.0 Free版(Mac)Windowsは知らない
http://mac.softpedia.com/get/Audio/Audirvana.shtml
このソフトをダウンロードして、好きな曲をドラッグして登録し、AudirvanaメニューからPreferenceを選んで、AudioFiltersから真ん中の「4x or 2x oversampling」を選ぶ、一番下のやつは、負荷が大きいのでおすすめしない。そして、Macの標準アプリケーションのAudio MIDI 設定で、24bit/96KHzを選択するとハイレゾ音源にアップコンバートして聞くことが出来る。ハイレゾになると、音に重みが加わる。ピアノがより重くシャープになり、心に響くように聞こえるようになる感じになる。真空管アンプは、これに感情が加わるような感じで、生きている人が歌っているような感じになる。(変な喩えだけど、そんな感じに聞こえる)