SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

官兵衛風にTPPを語ってみる

軍師官兵衛風にTPPを秀吉との対談形式で語ってみる。

官兵衛!バテレンの国のTPPというものは何じゃ

TPPというのは、外国との貿易や物品などの取引、国内の法制度にまで関わる約定を定めたものでございます。

それをやれば何か得になるのかの?

何の得もございません。

それは、なぜじゃ?

バテレンの国のこの約定の中のISD条項なるものがありまして「銭にならぬことは、裁いてよし」とあります。

儲からなければ、裁けるのか、商人のような法じゃの

左様でございます。この商人の理屈、人の道理を弁えたものでございませぬ故、銭にならならぬことは、国までも裁くとあるのでございます。

なるほど、即ち、銭にならねば、わしの国も裁くとゆうのじゃな

左様でございます。要するに国を商人が乗っ取るという事でございます。

けしからん法じゃ、そのようなものをバテレンの商人が望んでおるのか

左様でございます。ですので、この約定は蹴ってしまってよいかと存じます。

しかし、考えたの、武力ではなく、法と銭で国を奪うとは、バテレンの商人共も悪知恵が働くヤツラじゃの。

もし、この約定に入ってしまえば、バテレンの国の属国になることと同義でございます。

もっと言えば商人が支配する国ということじゃな

左様でございます。銭にならぬことは裁かれます故、安い薬などは、儲からぬということで高くなるのでございます。朝鮮などは、バテレンのこの法に従い共同で薬の値を定めるようになったようでございます。

それはどういうことじゃ?

バテレンの国の薬は、商人に都合のいい値に決められています故、非常にたこうございます。その高い値に合わせさせられるということでございます。

それでは民が薬が買えなくて死ぬではないか

左様でございます。人の命までも銭に変えて儲けようというのがTPPという約定の性でございます。

そのようなもの、ワシの国にはいらん!いらん!

左様でございますな